kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「Artist」

Artist(アーティスト) 日本語では「芸術家」と訳されるだろう

芸術家って何だ? 訳しても意味がハッキリわからない 芸術関係の人ってこと?

 

私は描きながら頭の片隅でこんなことを考えていた

今では外国でも人気の山下達郎氏は言った

「自分はArtistと呼ばれたくない。むしろArtisan(職人)と呼ばれたい」

だから山下達郎にとってArtistという存在は特別だったし 色んな音楽の影響を受け独自の音楽を組み上げた自分はむしろ職人。「凡百のアーテイスト」の仲間入りなんぞ御免だ。と言っているのだろうと思う。 「詩人」とか「俳人」等もそうかも知れぬ。

谷川俊太郎も「凡百の詩人共」と揶揄した。 誰でも書ける 作れる ゴマンといる

私にとっても「アーティスト」は特別な意味を持つ 「絵描き」とは名乗っても アーティストとは名乗る自信がないし その力も持ち合わせていない

 

ではArtistと呼べる人は誰か?

 

1人確実に言えるのは  John Lennonである。 

 

なぜなら 「自分の中から1つの世界を生みだしたから」

 

谷川俊太郎ジョン・レノンが凶弾に倒れた後 一片の詩を載せたのを覚えている

コンロの上のやかんが蒸気を吐き出している光景から始まる詩は途中で

「わたしのじゆうでジョンを殺した」という一行がある 銃=自由を引っかけている

 

ジョン・レノンは何故殺されたのか… 私は考える 

 

1940年生まれだから 存命なら今83歳である だが なぜかファンの一人である「マーク・チャップマン」によって射殺され1980年 40歳の生涯を閉じる

私の推理ではジョンとヨーコは「殺されることについて話したことがあった」と思う

だから「2人仲良く老夫婦の未来」を見越していたかどうかはわからない。

ジョン・レノンは「世界を創り それを歌にかえて生み出した人間」

生粋のアーティストだ

それをしてしまったら アーティストは命が懸かってしまう

どんな派閥や思想家にも狙われる可能性もある 

私にとってこの歌は「人の望む方の世界の真実」を暴いて見せた歌であり

「現実」という こちらも怪しく疑わしい人の認識に真っ向から対抗した歌

Imagine(イマジン)

想像してごらん 天国なんてないって
やってみることは簡単
僕らの足元には地獄もない
頭の上に空が広がるだけ

想像してみて
今日を生きるすべての人を

想像してごらん 国なんて無いと
難しいことじゃない
殺したり死んだりする理由は一つもなく
宗教も無い

想像してごらん
平和に暮らしている人たちを

君は言うだろう おまえは夢想家だって
でも 僕だけじゃないはずだ
願っている いつの日か君も 仲間になることを
そして世界は一つになる

想像してごらん 
何も所有していないんだ
君にもできるんじゃないかと思う
欲張ったり飢えたりする必要もない
人類はみんな兄弟なんだ

想像してごらん
すべての人が分け合う姿を

君は言うかもね おまえはただの夢想家だって
でも 僕だけじゃない
願っている いつの日か君も 一緒になって
そして世界は一つになる


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私も「生涯をかけたら」Artistになれるだろうか…