kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「役に立たないこと」の意味

記事も 絵も描けず ギターも弾かず ただ眠り 夢ばかり見ていた

「絵は何の役にも立たない。画家という役立たずの存在を 社会に許容してもらい 生かしてもらっているに過ぎない。」と 40年前 事も無げに師匠は言った

自分の中で幾度「それはわかってる」と呟いたことだろう

 

役に立たないからこそ 絵は「純粋に絵でいられる」

 

でも なぜだろう どこか苦しい

 

自分の頭の中がよく分からないので 見る夢も奇妙である

今の自分 大学を卒業し北海道で「地域振興」の仕事に就いた自分 沖縄県の高校3年だというのに 勉強もロクにせず 三角関数などテンで分からず(今もわからない)ただ 隣席の女子とキスばかりしていた自分

3人の自分が無作為に重ねられた紙芝居のように 場面が突然変わり 物語が進んでいく

起きた後「コリャ。相当混乱してら」と自己判断した

 

以前 記事に載せたが 今の私は「霧の中」だ

 

「霧」を描こうかと 考えたりしている…

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