ミケランジェロが89歳で死ぬ日の朝まで彫っていたのは

「ロンダニーニのピエタ」
イエスの膝から下はしっかり彫られていて、血管まで浮き出ている
けれどそれ以外は荒彫りの状態のまま…。
絶命したので「未完成であるのは確か」だと思う
けれど ミケランジェロの場合 ピエタ以外にも「奴隷像」の数々で「彫りきっていない作品が結構ある」
なぜか? この16世紀の怪物は「完成するとはどういうことか?何の意味があるのか?」という疑問を持っており手記にそう残している
実際 このピエタも奴隷像も彫りきっていないところが、深い魅力を湛えている
ミロス島のヴィーナスの失われた腕 サモトラーケのニケの見つからない頭部
「無い」ことで有名な作品は他にも色々ある
近頃 InstagramのAIを含め 4つ程度に私の作品を採点させている
別に上手い絵が描きたいわけでもないし 点数も改善点もバラバラだったりする
AIを当てにして描いている絵 というのは枚挙に暇がないくらいあるような気がする
それは「絵を見ればなんとなくわかる」
おそらくはより良く、美しく見せたいからで そ
れが販売に結びついているのだから真剣だ ただその目的が明瞭で匂いがついているのか…わかる
ただし それは「現代のAI」の力であって 今後はわからなくなるかもしれない
なのでThreadsにこう書いた
AIの採点の基準は比較的わかりやすいんじゃないかと思います。…といってもそれは現段階の話ですが。 その答えの一つは①完成度 ②見栄え あと、③他に類似の作品があるかどうか…あたりだと思います。なので先に書いたミケランジェロの「非完成」の判断基準は持っていないと思われ、持っていたとしてもその幅はあまり広くない。と私は考えています。そして、それは現代の絵画やデザイン全般にも見られる傾向で、その作品のタイプはデータの中から抽出し、分析はできるけれど、完成度や見栄えを気にしているのがわかるのです。それは、人間の感性とは違っていると、私は思っています。
このように私はミケランジェロの作品を「未完成」ではなく「非完成」と形容した
それは 生き方にも通じている気がする

【カタコンベ】

【White stone crack】
kei











