kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「なんでもドア」

今日で定年退職を迎え 終業時には定年を迎えた人達が多くの人々の拍手を受けながら退出…みたいだった様ですが 裏口から出た私は そのまま車に乗り 去りました なので私にとってはタダの週末で 来週月曜から行かなくていい場所になった。だけ 「ホン…っと セ…

「キュビズム」

1907年 パブロ・ピカソは突然2m平方を超えるこの作品をいきなり発表しました 「アヴィニョンの娘たち」 後にキュビズム(立体主義)に加わる友人のブラックでさえ「ピカソが狂った」と言わしめたこの作品 ご覧のように目は正面向き 鼻は横向き 口は斜めにつ…

3+4=3+4

表題のような等式を書いたら「バカ?」と言われそうですが… 養老孟子氏に言わせれば =(イコール)という記号は 特殊であり 人間にしか理解し得ないものだということになります チンパンジーでも3は数えられるし 4もわかるそうですが「7」という数値を導…

天国には「法」はない

「憲法」「刑法」「民法」と法とよばれているものは色々ありますが なぜ「法」が生まれたのでしょうか。「そりゃ人間が集団で生きるにはルールってもんが必要だ」という 当たり前の話のようですが 天国もしくは楽園と呼ばれる世界に「法」とか「ルール」とか…

「暗転の夢」

今日の昼 同居人がとても怖い夢を見た と言った だがどんな夢だったかは覚えていず ただ怖くなり 飛び起きた後 施錠やら窓の締まりをし始めたとのことで 「侵入者」の夢だったのかも知れない そんな話から「夢」ついて 話し合った 私は「自分が死ぬ夢をみた…

「Copy」

近頃は養老孟子氏の話にハマっています。 「世代の違い」や「国会答弁のバカバカしさ」等の話もありましたが 若い人々に纏わる話も少なからずあって それらは同意できるものでした 「世の中詰まらねぇ。面白くねぇ。」という若者 養老氏に言わせれば このよ…

「異なる二つの鏡」

退職するにあたっては「あいさつ」をしなければなりません 私の場合はティーンエージャーに向けて ということになります これからの話も 養老孟子氏から盗んだような気がしますが 「鏡」について話をし それをあいさつとしました それは性質の全く異なる 二…

「軽自動車も役に立っていた」

前回のデブで大きな猫と違ってこちらの猫は軽乗用車の下で 強い日差しを防いでいました なので 色んな車が役に立つわけです 「日よけ」として 猫は日傘をさせません 野生の山猫とかスナドリネコとかなら 木陰で休んでいたりするのでしょうが 人間世界とテリ…

「大きなワゴン車は役に立つ」

今日の沖縄は半袖でも動けば汗ばむほど… もう初夏の陽気です 外れの駐車場でワゴン車を見ました とっても役立つんですね 猫にとって kei

「所詮 人は己の知ることしか知らぬ」

ガンダムシリーズ「ガンダムSEED」は 再びガンダムブームを興したという点で良作と云えるアニメでした その続編「ガンダムSEED DESTINY」は製作期間が短かったためか キャラクターの設定が途中でドン詰まったのか 迷走しており ガッカリの作品です SEEDの方…

「脳化」

この言葉も 養老孟子氏が用いた言葉です 自分にも当てはまる気がして引っかかっています 「脳化」⇒もっと端的にいえば「頭でっかち」≒なんでも頭の中で処理・決定してしまう ということになるのでしょう ですが脳は五感を通じてinputされる情報を処理するわ…

「私は4次元体の影」

以前 超立方体について書きましたが 時折「次元と真実」について考えます それと同時にyoutubeで「ウクライナ侵攻」に関して いろいろ観ていました ウクライナの目的 即ち「勝利に到達した」と実感するためには 侵攻された国土のみならず 2014年にだまし取ら…

「塀の上」

元東京大学教授の解剖学者「養老孟子」氏の語りをYoutubeで観ていた まだ2本なので 氏の考えがわかったとは言えないけれど 伝え方というか例え方が率直かつ新鮮 そして的を射抜いている と感じた 氏は自分は小学校の頃は病気も相まって 不登校ぎみだったと言…

「教師」という名前が大きな誤解を生んでいる

誤解を誤解にしないように と思うので「義務教育段階まではおそらくは”教師”は必要」なんだろうと思います なので ”教師アレルギー”というわけでもありません ただし 義務教育段階を終え 後期中等教育 即ち高校は別だと考えています 「教える意識」で生徒と…

「一人の人間」 大谷翔平とウラジーミル・プーチン

片や「世界的ヒーロー」といえる大谷翔平 「ohtanirule」辞書に記されたということは 少年野球でも他の国のアマチュアベースボールでもこのルールが適用されることになるだろう ピッチャーがDHとして打ち続けられるこのルールは世界に適用される 大谷翔平と…

4月から「選択美術」があるそうな

「その時になってみなければわからない。」というのが本当で 覚悟とかプランは二の次だと思っていますが ティーンエージャーを対象として1年から3年生まで纏めて 当人の意向で美術を選択できる その授業を担当するにあたり 「演劇」でもやってみようか…と…

ニールス・ボーアはやっぱりスゴイ

量子力学の生みの親ニールス・ボーア この記事を読んで笑いながら納得してしまいました。 「芸術」とかいうヤツも全く同じ。 天才科学者と二流科学者の違いは? 偉大なアイデアは狂気をはらむワケ 十分にイカれているか ヴォルフガング・パウリのキャリアに…

「自殺」 立花隆-シーシュポスの神話-

(昨年5月に載せた記事読み返し 忘れぬため また載せることにした) カミュ著「シーシュポスの神話」は私も読んだはずなんですが この下りは覚えていません 「不条理」について深い考察をしていた随筆だったことは覚えているのですが… 立花隆の言葉を読んで…

Stevie Nicks & Billy Joel

どちらも大好きなアーティスト まさか二人がツアーをやるとは…観客を見ず 互いを見合って歌っているのがニクイ。大江健三郎を思い出しながら こんな動画を微笑ましく観ている自分もいる www.youtube.com kei

「大江健三郎」

今開いたスマホニュースで 作家「大江健三郎」氏が 88歳で亡くなっていたと知りました 20代前半 長編・中編・短編相当な数を読み耽り 20冊は軽く超えていると思います 20代という「苦しみ抜く10年」と覚悟していた自分にとって 大江健三郎氏の作品は 自身の…

「身繕いをしないネコ」

ずっと以前「夢に色はついているか?」そちらの方面の専門家の話を読んだことがある 「色のない夢」というのを察するに それは「白黒」というわけでもないのだろう ただ見たストーリーに「色」があまり関係がなく 印象として残らなかったから…という感じなの…

芥川龍之介が怖れた「人同士の親和性」

前回の記事「超立方体」に関する記述が間違っていたので 相変わらず数学はダメ分野だと再認識した次第。 間違うと何を書いても自信がなくなる なのでやはり「正しいこと」は自分は書けず(描けず) 勝手な感想で止めていた方かいいのだろうと思う 今回もそう…

「思考実験」

WBC 昨日の対韓国戦観ていた 韓国のボロボロといえる負け方は「現在の韓国ソノモノ」のように感じられた 韓国はユーラシア大陸と陸続き そして北面に頭痛の種の国があり 国内では超学歴社会を作り上げてしまい 貧富の格差は増すばかり 若者は「勝つか負ける…

「土」 ‐切り花と鉢植えの花‐

1月末個展をした時 見に来てくれた知人から いくつか「花」を貰った 私なんぞ花とは無縁な性格なのに…と思いながら 心遣いに感謝した 中には個展の趣旨に合わせて「白と青の花」で構成された「凝った花束」を持ってきてくださった方もいた 職場の同僚2人は「…

「歪んだ鏡の迷路」

女性は概して鏡を見る機会が多いのだろうか… 自己の客観のため? よく鏡を見る人と ほとんど見ない人では「生き方が違う」気がする 表題は 絵を描く上でのアイディア もしくは想像の一つ といった程度で さほど重要ではなのだけれども 鏡の迷路に入り込んだ…

「wired」

日本語に直訳すると「有線⇒神経過敏状態・金網が貼られた状態」という感じになるのだが 夢で見たのは「金縛り」に近い 「金縛り」は別の英語があり sleep paralysisと言うらしいが 私が見た夢は2.3人の子ども達に代わる代わる 仰向けにされたまま乗られ 押さ…

「日本の少子化問題に関する一つの解決方法は?」

30年程前 短い間だったが JICA(国際協力事業団)に籍を置き 東京で暮らしたことがあった その時何のパーティだったか忘れたが 国際協力に携わる国立研究所の所長が参加していた 小柄で頭髪もフサフサとは言えない人で 酒を飲み過ぎたのか赤ら顔だった 何の…

「護岸の落描き・ラスコー壁画」

土曜晴れた日に海辺に行った 落描きを撮ってきた これら3つは 曲線を多く用い 既存の落描きのルールに則った「丸みのある優しい絵」というところか… 「人」を想起させるという点で具象的 絵の上に絵が上塗りされ けっこうイイと思った なんで乳母車なのか わ…

「言葉の抽象性」

作者はジャクソン・ポロック(1912年1月28日 – 1956年8月11日) 20世紀のアメリカを代表する「抽象表現主義」の画家である。アクション・ペインティングという表現を打ち出し、それまで「具象絵画」が中心だった美術界に大きな影響を与え、ニューヨークを芸術…

ディオゲネス「生産性という病」

gendai.media 7頁にわたる文筆家木澤 佐登志氏の記事。後半は澁澤龍彦 J.バタイユ マルクス等々の名前が挙がってきて難解になり 途中で理解しようとするのを放棄してしまう方も少なくないのでは…と思われる 私はそうなった というか記事として内容が豊富過ぎ…