kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「思考実験」

WBC 昨日の対韓国戦観ていた 韓国のボロボロといえる負け方は「現在の韓国ソノモノ」のように感じられた

韓国はユーラシア大陸と陸続き そして北面に頭痛の種の国があり 国内では超学歴社会を作り上げてしまい 貧富の格差は増すばかり 若者は「勝つか負けるか整形するか」となってしまうのは当然 そして今年の出生率が0.78 絶望的な数値だろうと思う 20人の男女から8人しか生まれない国の未来を想像すれば さらに20数年後は8人の男女から出生率をはじき出さなければならない 何かとてつもないことが起こらぬ限り 「少子化」は国の在り方の根幹を揺るがす負のスパイラルとなるわけで それは日本にとっても「対岸の火事」ではないだろう…

今韓国は野球に浮かれている場合じゃないとも言え 同時に自国民を鼓舞するために何が何でも勝たなければならない それは試合にも影響する

 

あ…また 表題と全く関係ない話をしてしまった

 

思考実験として有名なのは「シュレーディンガーの猫」だろうか このパラドックスは ルイス・キャロル不思議の国のアリス」のチェシャ猫があたかも実存するかのようで笑える 1時間の間 生50%死50%の状態にある箱の中の猫は1時間後 生きているか死んでいるのか…というあの思考実験

ニールス・ボーアが「量子力学」という全く新しい物理学を唱えだした

ボーアに言わせれば「猫は生死共50%の状態であり  それは死んでいるとも言え生きていると言える状態で 箱を開けるという”観測”が正しさを示すものではない」と言い出した コレにまず反対したのは「神はサイコロを振らない」と言ったアインシュタインであり シュレーディンガーもボーアのこの新しい学問の弱点を突くために「箱の中の猫」を例に挙げた

しかし 量子力学のこの考えは正しかった いや 現在のところ正しいとされている 正しいからこそ「量子コンピューター」が徐々に実用化され これが世界に行き渡れば世界もまた変わっていくだろう

私はまだ「特殊相対理論」や「量子力学」を理解できていない 中途半端な理解が危ういということも分かっているので 分かろうと折に触れて調べ 考え込むのだが…

 

今わかっているのは 「今も窓から差し込む”光”がどんなモノか誰もわからない」ということ

光は「粒子」の性質を持つ しかし「波」の性質を持つ

これは粒が波状に飛んでいるというものではない 粒子であり同時に波なのだ

なので光そのものをイメージすることも 描ける者もいない ボーアに言わせれば観測の仕方で「粒子」という性質を見ることができ 別の観測方法では「波」になるため「観測の仕方」で性質の一部を確認しているに過ぎないという事になる 

 

…私の考えはここで止まっているので 今度は「次元」を例に考え始める

 

「4次元または超立方体(テサラクト)」 

数学の世界は4次元だろうが5次元だろうが計算しどんなモノなのか導き出すことができる 宇宙は7次元だという説もあるが 今私たちが生存する世界は一応3次元である

0次元⇒点 それを1次元方向に軌跡を描くと 1次元⇒線となる 1次元である線を2次元方向に水平に同様の長さで軌跡を描けば 2次元⇒正方形となる それを3次元方向(垂直)に等間隔移動すれば 3次元⇒立方体になる

これをさらに進めて4次元方向に直角に軌跡を描かせれば「超立方体」となるわけだ

何故 光が当たると影ができるのか 何故鏡は重い鉄を鏡映させても重くならず 空中に浮く風船を鏡映させても軽くならないのか… 答えは単純だと思う 影や鏡映は3次元の2次元化であり 2次元世界には「重さ」が無いから

なので超立方体の影は3次元だということになる

超立方体の辺及び角の数の導き方は以下のページ 角の数は立方体の2倍の16 で  辺の数は立方体の2倍に加え更に立方体を結びつける辺8が加えられるため32となる

(すんません!当初載せたのは間違いでした)Zelli様 勝手にお借りします ごめんなさい

zellij.hatenablog.com

  だがそのものを1次元下の段階にして観測すれば間違いが生じることになる

例えば針金で作った立方体を想像してみてほしい そこにプロジェクターで斜めから投影したとする 線の数は12なので正しいが 12の線が見える場合 角度は90度の直角として投影されない さらには針金立方体を真正面から投影すれば単なる正方形としか映らず角度は合っているが線(辺)の数に誤りが生じる

超立方体の「影」は3次元であることを前提として それを2次元化したものを見てみる

これをもし針金で作った3次元影を見ると「辺及び角の数は合っているが角度が間違っていることになる」

サルバドール・ダリは作品として「超立方体」を度々描いている こんな絵

十字架にするため立方体が一つ余計に足されているが 左上の私が勝手に明るくした部分 この超立方体は「角度は合っているが辺の数に誤りがある」キリストの左手の後ろ 直角に描かれた3方向の辺は1本でなければならない

 

なぜ「量子力学」が難しいのか… それは「光」と同様イメージが作れないことにあるだろう だが次元の問題もそれと似ている 当然だと思う「人間は3次元までしかイメージできないし 科学的に正しくとらえることもできない」

3次元を生きる私たちには 4次元方向に延びた線がどこなのか指し示すことはできない

 

時速100kmで走る車にさらに速く走れるようブースターを取り付けて 時速200kmにすることはできる けれどそれは「絶対時間」の内側の世界であり 絶対時間は「光」そのものを基準としているため 光をいくら加速しても(光は秒速約30万キロメートルのスピードだが 光速の宇宙船からから光の速度の矢を発射しても倍の秒速60万キロメートルにはならない)光よりは速くなることがないので 光速に達した宇宙船内では時間が停止し 宇宙船自体縮み重くなる もし仮に光速を超える宇宙船が作れるなら時間の逆行現象が起き 過去に遡ることができるとか…

わけわからん。 多分 時間を絶対として考えるという本末転倒をやらかしているのだろう …でも知りたいと思う

 

え? なんでこんなことをグダグダ書いているのかと? これらのことは私に重要な真実を突きつけているからだと思う ブラックホール周辺の光は光速より速い観測結果となるが 実際には光速のまま…

 

「そう見えるからといって それは真実ではない 観測と真実は異なる。」

 

人間は光をイメージすることも 超立方体を正確に生み出すこともできない生物なのだから

 

kei