kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「私は4次元体の影」

以前 超立方体について書きましたが 時折「次元と真実」について考えます

それと同時にyoutubeで「ウクライナ侵攻」に関して いろいろ観ていました

 

ウクライナの目的 即ち「勝利に到達した」と実感するためには 侵攻された国土のみならず 2014年にだまし取られるような形で奪われた「クリミア」を奪還しなければなりません

クリミアを奪還するには あと1年以内というわけにはいかないだろうと思います

それは ロシアの完全なる敗北を意味しているからで そうすればあと数年かかると一部の専門家は言っています

但し ロシアの武器弾薬不足や戦争を業とするワーグナーとロシア軍部の確執の問題 ウクライナへのNATOを主とした武器供与の問題 ロシアと連携していて さらに今は仮面をかぶり続けている中国の問題 問題だらけと言っていい程で 数年内にロシア内部で民族独立運動が勃発しロシアが瓦解するとか プーチンがその座を引き下ろされる という「我慢比べ」の要素も含まれているのでしょう…

なので「ロシアの核使用」に関して クリミアが取り返される時 また昇ってくる問題になるのではないかと考えます それに中国が絡めば「世界大戦」が現実化するわけです

これは妄想というより 可能性の一つであり 決して0%とは言えないことです

 

そんな中で ニュースでは「老後いくらの貯蓄が必要か?」と載っているわけで 仮に2,3年後核戦争が起きれば 老後もへったくれもなくなりますが ”大戦が起きないことを前提として”プランニングすることもまた「高い可能性」として理解されているので 課題として多く取り上げられるのでしょう

ですが 「わからないから未来」

 

そんなことを考えながら同時に 自分という3次元存在もまた奇妙な存在だと思う自分がいます

 

夜公園で三方からライトを浴びれば影が3つできる 当たり前のことですが 3次元の人・動物・植物 それから物 あらゆる存在が本当は4次元の影だと仮定すればどうなるでしょう

4次元の私は複数の3次元の私を生みだせるような気がします

4次元の私に「意志決定」などという3次元的な思考があるかどうかさえ怪しい

ウクライナ侵攻」にしろ 「死刑の是非」にしろ 「少子高齢化問題」にしろ 自分の意志は言えるかもしれませんが それが正しいなどとは全く思えず「ただ一方向からの側面を観測して そのように感じ判断しているに過ぎない」のだと思います

人口問題総合研究所の予測では2060年 今から37年後の日本の総人口は4,418万人 現在の3分の1近くに減少することになります その状態の日本人の生活を私はつぶさに想像することは出来ません しかしこの予測もまた観測でしかなく「一側面的見方」だと感じます

 

人は真実を知ることができるでしょうか… なんか怪しい気がします

 

真実はまるで4次元方向のように「誰も 何処とも 指し示すことができない」のかも知れません

 

だからといって 諦めているようではダメなのでしょう

何かをするために 何かを得るために 何かを知るために生きるのが人間の目的だとは 到底思えませんが 生きているからこそ 行えることは今からでも無数にあるわけですから

 

kei