kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「ビンボくさいのも味の内」

納豆

北海道の人は「砂糖」を混ぜて甘くする人がいるようだが 私はその伝統を引き継がず 甘くなるのを避けて 水戸納豆によくついてくる「タレ」も半分しか使わない それと写真は「あさつき」がネギとして使われているが 北日本のネギと言えば「白ネギ」なので 足すのは白ネギしか使わない あとは塩・醤油・それとオマケのカラシは使わず チューブ入りのカラシを3倍入れる なので「しょっぱく 相当辛い納豆」が私の定番でパックは2~3個一気に使う 挽きわりや小粒は納豆を食べている気がしないので間違っても買わない

あ。2~3個使うには理由がある 「納豆とご飯」以外何も食べないから

「食」には「地方の味」「家庭の味」「その人の味」がある それは「卵焼き」であったり 納豆もそうかも知れない

家人は 南の人間なので元々納豆は食べなかったそうだが 長野に住んで食べられるようになったらしい「糸を引くのがイヤだ」とか元も子もないことを言い いくつかのおかずの1つとして ご飯の上にかけもせず食べる

私の場合 納豆+炊き立てご飯 以外はダメで 口の中が粘るのもあり 他のおかずを食べる気がしないし なんかシンプル過ぎて「ビンボーっぽい」のが逆に美味さに変わっている

 

ふと 「男女の食の趣向は違う」んじゃないかと思う

 

コロナ禍の時など集まって食べられない時は 職場での催し物で出てくるのは「幕の内」 おそらく女性の職員の注文ではないかと思う

私は こういう色とりどりの弁当は苦手 「集中して1つのモノを味わえない」

こんなんなら

天丼 牛丼 かつ丼のほうがいい

 

けれど女性からはあんまりウケないようなので「男女差」があるんじゃないか?と思ってしまうが(※あくまで「傾向」 人それぞれだし わかんない)

 

話を元に戻すが 私は結構 単一おかずの「ワビしい食事」が好きで シーチキンにマヨネーズ・醤油・コショウとか…さんま缶だけとか 夜中1人で食べる時 何品もある食事よりよっぽど美味かったりする。

今読まれている 諸氏はいかがだろう 「ビンボーっぽい1品食事」って 「食べている」という気がするからなのか だから「生きている」という気がするからなのか しみじみ…おいしい時がある

 

あ。率直に「ビンボー育ち」に裏打ちされてこうなっただけかも知れない

kei