kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「瓶詰めなめ茸と『慣れる』」

2日前だったか瓶詰なめ茸を「108円」で買ってきた 授業で「光る泥団子」をやりたいと言った生徒がいたので 

そのためにガラスの丸口瓶が必要なのだ 30人弱の生徒がいるので 今の持ち合わせに加えあと15本くらい買わなきゃいけないかもしれない

 

今日の朝 真面目に108円なめ茸を食べてみた タレよりも固形分が多いのは分かった 味もマアマアである しかし108円という値段で売られているのには理由がある

なめ茸の頭が殆どない」

これは国産だから150円はするかもしれない しかしラベルの写真の様に なめ茸の頭は殆どは入っていないと思う

しかし Amazonで売られている 562円の瓶を見ると

固形分の比率もさることながら ビンの中になめ茸の頭が結構見られる これは高級品

もっと高級であれば さらに頭の部分がたくさん入っているのだろう

 

なぜこのように違うのかと言えば なめ茸栽培のためにプランターに床を入れ なめ茸菌を入れるとニョキニョキ生えてくる そうして高さ10cmか15cmくらいになれば「収穫」となるが 先端の頭のある部分は「高級なめ茸」となり 頭が無くなった「棒なめ茸」は「安価ななめ茸」として販売されるわけだ しかし108円のヤツの中にも頭が稀に見つかることがある それは「遅刻して伸びてきたヤツ」なんだろう

 

だが 頭の在る無しで味が大きく違うのか? と言えばそうでもなく

高級料亭では頭ばかりのなめ茸を出さないと品位が下がるから という感じなのではないか…

 

人間は何でもどんなことも「慣れてしまう生物」

高くて美味いコーヒーだって 慣れてしまえば「普段の味」になってしまう

なので400g 1100円チョットの「無印良品」のコーヒーをメインにし 高いのは減らしていこうと考えている その方がいいコーヒーを飲んだ時ひときわ味わえるというものだ 前回はタバコだったが なめ茸も似たようなことが言える

慣れることは麻痺することだから 良否が必ずある

だから「ケチ」で居続けることも 「知らぬ間にドンドン財布の金が減っていくのも」

良否があるが こうして生活に変化をつけることは私は愉しい

試しに「最低価格のコメ」を食べたことがあるが 当然古米 炊き立てならまだしも冷えたら「でんぷん団子」のようでコメを食っている気がしない ただし こういう経験も また愉し

 

kei