kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「日本の少子化問題に関する一つの解決方法は?」

30年程前 短い間だったが JICA(国際協力事業団)に籍を置き 東京で暮らしたことがあった その時何のパーティだったか忘れたが 国際協力に携わる国立研究所の所長が参加していた 小柄で頭髪もフサフサとは言えない人で 酒を飲み過ぎたのか赤ら顔だった 何のきっかけか忘れてしまったが 所長と話す機会があり「日本の未来」について尋ねてみた 所長はやや呂律の回らない声だったが即答した

 

「日本? 少子高齢化が加速して人口が減り 斜陽化していくに決まってるだろ。外国人をドンドン受け入れて血を混ぜ合わせるしか方法はない。」と言い切った

 

今となってみれば彼は 30年前に今の日本を言い当てていたことになる

何度もここで書いているのでしつこいが 196か国に別れている理由は「民族・言語・宗教・地理・歴史」等によると思う

この中のどれかを崩さない限り 日本の少子化は歯止めがかからない 

どれを崩すか…所長の話を真に受ければ「民族」だということになる

 

2019年のロスアンゼルスを描いた映画「ブレードランナー」(1982年発表)原作はP.K.ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」で 映画の内容とは若干の違いはあるものの 原作者はリドリー・スコットが作り上げたこの映画の試写を見て満足し その後間もなく他界した この映画を通じて私はディックの本を読み漁るようになった

…あ。少し話が逸れたが こんな世界


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酸性雨が降り続けるこの世界 日本語と英語が自然に通じ合っていて 主役のハリソン・フォードがうどんを食べている

 

2023年になっても「アンドロイド」も「ホバーカー」も作れていないが この映像をロスアンゼルスではなく「トーキョー」だと仮定して観れば 少子高齢化は防げるかも知れない ただし どのようなプロセスを経るのかはわからない

 

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