kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「wired」

日本語に直訳すると「有線⇒神経過敏状態・金網が貼られた状態」という感じになるのだが 夢で見たのは「金縛り」に近い

「金縛り」は別の英語があり sleep paralysisと言うらしいが

私が見た夢は2.3人の子ども達に代わる代わる 仰向けにされたまま乗られ 押さえつけられ 抱きつかれ それを突き離そうとしても 圧迫され続けたために手がしびれて力が入らず動けなかった 一旦目が覚めてやっと両手を上にして 再び寝入ったが 夢はさらに続き 手を上に挙げたそのまま また押さえつけられ絡みつかれた

「子どもたちによる金縛り」 見ている最中も苦しかったが 見た後も若干のショックを受けた

 

なんでこんな夢を見たのだろう

 

「金縛り」原因をネットで調べれば 案の定

手足が動かない金縛りの夢は、解決が難しい問題やトラブルに巻き込まれることを暗示しています。 後にも先にも進めない状況から、焦りや不安を感じているサインともいえるでしょう。 この夢を見る時は、ストレスがたまっていることへの警告と解釈できます。

らしい…

 

その対象が「子ども」だということにどういう意味があるのだろう

 

4月からティーンエージャーを対象として教える仕事をするせいからなのか

それとも「現代の子ども」について 結婚・出産を「不要」とする人々が増加しているからなのなのか 現代の子どもたちが背負わされている精神的「負の遺産」のせいで「無遠慮」「歪んでいる」と感じているからなのか…

ある若者が 祠の地蔵に何度も飛び蹴りを繰り返し それを動画サイトにアップした理由は「目立ちたかったから」と答弁したらしいが この拙い理由しか思いつかないことが問題の根だろうと思う「信仰や祈りの対象への冒涜」であり「現代社会に対する鬱憤の顕れ」であるに違いない

 

今放映されているアニメの3割以上かも知れない いわゆる「転生モノ」だ

小学生から大学生 社会人となっても 若い人々の結構な数が「現世を見放している」気がする

 

こんな夢を見たのは私という個人なのだが 何故か「現代の若い結婚世代」の人々も同様の夢を見てしまっているのでは…と思った

 

C.Sルイス「ナルニア国物語」の第6巻「魔術師のおい」は傑作である

ナルニアを脅かし 危機をもたらし続ける魔女の正体は「ローマ遺跡のように豪華だが朽ち 住む者達は皆 衣装も豪華で貴族・王族を想起させる だが夕暮れのまま時間が止まっており 魔女はその国からやってきた王族の一人」だとわかる

ナルニアは 新鮮な風が吹き抜ける生まれたての世界

 

私のwired状態をなんとかするためには もう一度この本を初めから読み始めるしかないかもしれない

中古本ならとても安価に手に入る ハリーポッターとは比べ物にならぬほどの良作だと思う …最終7巻のどんでん返しは開いた口が塞がらないが オススメ。

kei