kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「暗転の夢」

今日の昼 同居人がとても怖い夢を見た と言った だがどんな夢だったかは覚えていず ただ怖くなり 飛び起きた後 施錠やら窓の締まりをし始めたとのことで 「侵入者」の夢だったのかも知れない

そんな話から「夢」ついて 話し合った

私は「自分が死ぬ夢をみたことがある?」と尋ねた

同居人は「寸前まで行く夢なら何度も見たし 絶体絶命という時もあった」と答えた

その時「人の見る夢にも個人差があるのか…」と思った

私は自分の死の瞬間の夢を2,3度見たことがある 向こう一年でも1度見た

恐らくは病気か事故かそれに巻き込まれ仰向けに寝ている

病院内なのか 屋外なのか ともかく光景はボンヤリだが何とか見える

音も聞こえている だが突然 急に視界が中心に向かって暗転し始める

それと共に音も急速に遠のいていく 真っ暗闇の世界に覆われ それを感じる自分もいないと瞬時に感じる

この夢を見た後は必ず目覚める

暗い部屋の中で「ここはどこなのか?」わからなくなっている

体に触れると体がある そこら辺まで来ると「やっと夢だった」ということがわかる

 

なぜこんな夢を見るのか 私にはわからない

 

ただ この夢が動機となって再び絵を描き始めたのは確かで

思いを残さぬよう そうする必要があると思った

 

これを読まれる皆様は 自分の死の瞬間の夢を見るのだろうか…それとも見ないのだろうか…

kei