kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「左脳で聞く虫の声 右脳で聴く虫の声」

右脳・左脳の相違や機能などは 解説したものがいくらでもあるので敢えて書く必要もないのでしょう。

ここで大雑把に2つの脳を私なりに分類すれば

「左脳」は「言語野」と言われることが多く言語や計算などの論理的思考を担っています

「右脳」は「感覚野」と名付ければよいのか…音楽や絵画などの創造性思考を担っていると言われています マァ 時に応じて両方の脳のある一部が働いたりするので「右・左」と簡単に言えるものではないのでしょう

ただ欧米人と日本人を比較研究した例として「虫の声をどう聞いているか」というのがあったそうで 概して欧米人は「左脳」で聞き 日本人は「右脳」で聞くそうです

左脳で虫の声を聞くということはどういうことかというと「聞こえない」と同じらしく

仮に聞こえたとしても ジェット機や工事の音とか「雑音」にしか聞こえないということでしょうか…

ところが日本人は「右脳」聞くため 声の様に 音楽の様に聴くのだそうです

 

とすると「蝉の声」も同じかもしれません

蝉の一生は「幼虫7年+成虫7日=7年7日程度」という話があるそうで 羽が生えて鳴いている時間の短さに愕然とします なので捕まえても逃がしてあげたくなります

実際は幼虫で10年とか27年とか 成虫になっても3週間から1か月程度生きたりすることも少なくないようですが 

ともかく「羽化後のたくさんの蝉の声」を今朝 出勤時 公園を通り過ぎながら

私は右脳で聴いていたのだと思います

 

命の歌だなぁ。と

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