kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「生きることは前進すること」

アニメを観ていて「生きている実感を得るには 前に進むことだ」というようなことを言っていた もっと意味が深い言葉だった気もするが 私にはこれでも納得できた

 

小児まひによって車椅子での移動をしていた多くの生徒と関りを持っていたことがある

電動で動く生徒もいれば 腕を鍛えるために自力で漕ぐ生徒もいた

もう20歳を軽く超えた彼等彼女らはどうやって生きているだろう 元気でいてくれたらと思う

「彼等もまた椅子に座りながら 前に進んでいたのだった」と思い出した

父親も病室で「帰るんだ!」と叫び 身をガバッと起こしたまま こと切れた

坂本龍馬も側溝のドブの中で前のめりに死んだではないか

 

2年乃至3年後 私は沖縄を出ようと思う 家人は寒い場所が苦手で 当初あまり良い反応はしなかった 沖縄は天国のような場所だから…

ただ娘・息子夫婦の住居からあまり遠く離れていない 中古住宅を見つけて住むのも良いかと考え 静岡県あたりの家屋をネットで探したりしている 350万で田舎の1部屋ログハウスなどもあり 独りで住むならいいなぁ…と思った

そんなページを家人に見せているうち 当人も若干興味を持ち始めてきたようで 一緒に見「これならいいかも」とか答えるようになった

 

静岡など行ったこともない 知っている人も誰もいない

 

けれど「前に進もうとすることが生きること」と 感じれば

知らない場所で暮らすことは手っ取り早い ということになる

 

浜松市天竜区 春野町領家(どこ?) 平屋建 1LDK 350万

家の周りは樹ボーボー

築35年 だが却って「落ち着いたログハウス」という感じ 秘密基地にしたい

 

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