kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「色っぽい植物」

近いという事で偶々あまり行かない薬局へ行った 店主の趣味なのだろう

沢山の小鉢に「多肉植物」が植わっていた

見飽きない…   なんでだろ?

様々な品種があったので「全て多肉植物」とはいえないだろうが

まん丸だったり ムチムチしてたり 幹の膨れた盆栽みたいだったり…

この植物の栽培にハマる人がいるのが なんとなくわかる気がした

「色気」というのは なにも「性的」とは限らず 特に女性こそが色気の持ち主 というわけでもない 猫だって 鹿だって 色気があるんじゃないのかな?

 

そして多肉植物の代表は「サボテン」ということになるわけだが

水の枯れた地に 「水風船」のような恰好しているので当然 水分を求める動物に狙われ 食われてしまう

だから「トゲが生えた」 これなら食われることは滅多にない

既に主流とは言われなくなった ラマルクの「獲得性遺伝説」だが

本当にダーウィンのいう「自然選択説」が正しいのかどうか この夥しい棘をみると「ホントかなぁ」と思ってしまう

偶々環境に適合した個体が突然変異で生き残る=ダーウィン

ある能力を獲得するため方向性をもって変異を繰り返し進化する=ラマルク

キリンの首が長いのは 今はダーウィン説が有力だが 完全に決着がついたわけじゃない

見よ。このコロコロムチムチしたトゲだるまを。

「一所懸命 こんな風に進化したんだぞ。」と言いた気ではないか

そしてその色・形に「努力の跡」を感じるのか 私は何でか知らないが「色気」を感じる

 

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