kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「なぜ国があるのか?」

豊かな国と貧しい国がある

資源も 識字率も 科学力も  アフリカの数か国この国境は直線で引かれている 植民地時代の名残り 独立して それぞれ国になった

日本国憲法」よい憲法だと思っていたことがある「国民主権 基本的人権の尊重 平和主義」だが これが通じるのは日本国内だけだ

第二次世界大戦後 国際連合が作られたが「常任理事国5か国」という 強い特権国があるために 連合が機能しないのはこの時点で決まっていた 「民主主義国3か国 社会主義国2か国」 「核」が拡散することも 朝鮮やベトナムで戦争が起こることもわかっていたはずだ 綱引き 仲間の奪い合いが起こることを

今起きている戦争やテロリズム そして宗教的対立も含め「国家」を土台としており 憲法もどれ一つとして同じものは無い 憲法の下に「法」が生まれ 大統領のいる国は「大統領令」で即時法令となる

 

 なぜ国がなければいけないのか?

そこにはオーデンが詩で語る「自分だけが愛されることを望む心」が潜んでいないか

 

どうして国連などという組織を肯定しなければいけないのか

どうして国によって憲法や法令が定められなければいけないのか

こんなことをいう人間を人は「アナーキスト」と呼ぶのだろう

この言葉が用いられる時 どこか嫌悪と軽蔑が込められている気がする

アナーキスト無政府主義者」と判断するのは短絡的かも知れない

でなければ「グローバリスト」でもいい「世界支配主義者」とも訳されることが多いようだが 本当の意味では「支配」という字は不要だ 誰もが皆「世界主義」を有することになれば 当然国家など要らなくなる

未来に国が無いことを私は望む J.レノンと同じ気持ちで

 

彼は銃で撃ち殺された 

それは予言であり

人類の本当の願いであったからに他ならない


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