kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「ハイテクスト言語 ローテクスト言語」

外国人が 英文が原作の小説を「日本語訳」した方が分かり易いので 日本語を学び 日本語で読むケースがある。と聞いたことがある

読み書きに関しては高難易度であるはずの日本語だが「繊細さ」においても原文を超えている部分があるのだろうと察する。

それは五味のなかの「旨味」の感知に似ていて 欧米人100人 日本人100人を対象に旨味の感知の実験をしたところ 欧米人31% に対し日本人は71%感知したとのことで グルタミン酸 イノシン酸等 様々な旨味を味わってきた文化的素地(歴史)があったからだと思われている なので英語でも「UMAMI」と記され 欧米人が日本で何かを食べたら 殊更「美味しい」というのは どうやらここら辺と関係があるらしい

そして言語もまた似ており 日本語は「ハイテクスト言語」の典型と言われ それに対し 英語等は「ローテクスト言語」と言われる

「ハイテクスト言語」 有体に言ってしまえば「場の空気を読むこと」であり 「阿吽の呼吸」とでも呼ばれるもので 上司が「この仕事、いい感じに仕上げておいて。」と言っても伝わったり サッカーワールドカップでベスト8敗退の折「誰ともなくゴミをきれいに片付けて会場を後にする」現象だとも言える

 

ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の例【日本人が空気を読む理由】 | ビジネス英語習得の本質 (ushikubou.com)

上記の記事にはもっと詳しく載っているし勉強になる 一部を抜くと

ということらしい

 

島国の単一民族として(…と思い込んで)千年以上編み上げられた歴史が ハイコンテクスト文化・言語にした理由ではないかと 推理したりするのだが…はて

が…どちらの文化・言語にも長所・短所があり それは欧米人との会議に限らず 日本人同士 友人や夫婦間でも「齟齬」が生じてしまい易いのは「ハイテクスト」であるからかもしれない

 

ただ 千年前の平安時代よりも日本人はローテクスト化しているのは確かな事ではあるまいか…

 

何とかG7サミットに間に合わせるためにか「LGBT賛成」の法案を可決させた日本

法は現実よりもハイテクストである

「女性の心を持った男子が どちらの性別のトイレに入ったら良いのか? 本当は覗きのために 女子トイレに入ってくるかもしれない男とどうやって別けるのか」

こういったローコンテクストな問題も可決させる上で考えるべきだった…

 

最後はトイレの話になってしまったw

kei