kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「免罪符もしくは市民権」としてのコトバ

免罪符はいチィとばかし酷い物言いだと思う 「市民権」でもいいし 「民衆から承認された概念」でもいい

「不倫」という言葉がある たぶん似たようなことは数千年も続いていたのだろうが

こうして言語化することで それに対し「どう判定するのか」という分岐点を生み出すことになる A氏は「良くない」と判定し B氏は「個人の問題」と答えるかもしれないが 言語として社会の中で表面化した以上「免罪符を得た」とも言える(かも) なので言語として有形化された事象や概念は 概ね「権利と自由を得た」の方に傾いていると言える(かも)…これについては やっぱり私には「振り子時計の振り子運動」として見えていて 「神が生まれたから悪魔が生まれた」

 

LGBT」について   現在はもっと種類が多いようだが

LGBTとは、体と心の性が不一致の性的少数者セクシュアルマイノリティ)を表している言葉の総称

Lesbian (レズビアン=女性同性愛者)
Gay (ゲイ=男性同性愛者)
Bisexual (バイセクシャル両性愛者)
Transgender (トランスジェンダー = 性別越境者)

と呼ばれているが 日本の民衆もこれらに対し大体「権利を認める側」であろうかと思う では何故そうなのか? を考えると多分「欧米の民主主義に近く在りたい。中東のイスラム教のように男女分離思考は民主主義ではない」程度のあまり深いとは言えない論拠なのではないかと思う 本当は自分なりに納得するのがいいのだろうが「流されてそうなった」感がある

 

そういえばHSP(Highly Sensitive Person)も市民権を得た感がある

私は高校で朝 おはよう。 と生徒に声をかけるが 何の返事もなく素通りする生徒がけっこういる だがその生徒がHSPだったら…と想像を巡らせば「挨拶くらいできねぇの?もうすぐ大人になるんだろ。」とは言えない ヘタをすればこの言葉がパワハラってことになりかねない

CHAT-GPTさんに尋ねてみると…

「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、人一倍繊細な気質を持って生まれた人を指します。こうした気質を持つ人は、職場や家庭など生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じているタイプの方が多いです。以下にHSPの特徴を示します:

深く考える(Depth of processing):
考え方が複雑で、深く考えてから行動する傾向があります。
物事を始めるまでに時間がかかり、その場限りの快楽よりも哲学的なものに興味を持ちます。
過剰に刺激を受けやすい(Overstimulation):
人混みや大きな音、騒音が苦手です。
映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣くことがあります。
共感力が高く、感情の反応が強い(Empathy and emotional responsiveness):
人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすいです。
人のちょっとした仕草や目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかります。
あらゆる感覚が鋭い(Sensitivity to subtleties):
冷蔵庫の機械音や時計の音が気になるほど聴覚が敏感です。
強い光や日光のまぶしさなどが苦手です。
HSPうつ病になりやすいと言われています。仕事や日常生活で起こるちょっとした不安感も、HSP気質により深刻にとらえて考えすぎてしまうことがあります。もしあなたがHSPで、うつ病の症状が続くようであれば、専門クリニックで相談することをお勧めします。

とのこと このような人はけっこういると思うので 10人に1人とか言われている

かく言う私もHSPの特徴を少なからず持っているし (そうだろうとも思う なので月一回心療内科で「睡眠薬」をもらっている)実際にこのような特徴を有しているため うつ病になったり 生きづらさで苦しんでいる人がいる

わかってる…わかっているが 私は自分をHSPだと名付けたくない

「カテゴライズ」即ち「類型化」することで なにか大切なことを失う気がするからだ

 

ある人はLGBTのどれかだったとする しかしその人はその人であり 類型の中で考えるのは 危険を伴う

障害者にしても HSPにしても 不倫にしても 多分同じで 

類型以前に「その人という人格」があるはずだ

私が注視したいのはこの点なのだが 言葉は勝手に独り歩きし 勝手に民衆に「類型化」されてしまう

「コトバ」だけを頼りに生きると 歪な人間が出来上がる  …と思っている

私の師の作品

体調が悪いためブログを更新していない… どれ程危険な状態なのか 心配

 

kei