kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「エスカレーション」

とうとうモスクワ市内のビルまでドローン攻撃を受けるようになった

そのビルには政府の重要な部署が複数あるからなのかもしれないが

戦争に直接的に参加していない 一般人にも被害が出るのではないかと思う

「一般人への被害」ロシアはさんざんやってきた 後にその死者数が分かった時 世界はきっと驚くことだろう

だからウクライナにもそうする権利がある…と? 

クラスター爆弾にしても同様だ ロシアは当初から使用していたこの爆弾は「1発でより多くの命を奪うために作られた爆弾」 ウクライナも使い始めた 同じことをする権利がある…

 

相手がそうしたから 我らも同じ仕返しをする「権利」がある  という意志は危険である

「権利」とは政治的な視点から出てくる言葉で 私は「戦争は政治の一部」だとも思わない

他者を殺す権利というものがあると決め込んでしまうのが「戦争」だとしたら

人間は獣以下 世界に仇なす生物である

ニュースを観ていると 少しずつウクライナも「殺す権利」を行使し始めているように見える レジスタンスの作戦も相まって ロシアの一般市民にも被害が及ぶ危険性が出てきた

今はウクライナが押し返している 優勢とか言っているが… 実質は「無差別に殺し合う泥沼化」の様相に刻々と近づいているのではないかと思う

 

こうなればこの騒動が停止する方法は2つしかない と私は思う

一つ目は「プーチンが打倒され 軍部が内部崩壊する事」

二つ目は「ザポリージャ原発事故を含めたロシアの核使用」

どちらにたどり着くのかわからないが 二つ目の場合「第三次世界大戦」につながる恐れもあるだろう

作戦成功 何基の敵の兵器を破壊したか 優勢劣勢 兵站補給の寸断…

これらは状況であって 今戦争がエスカレートしていることが本質ではないかと思う

 

エスカレーションのたどり着く先は? 

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