kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

偶々 絵だったというだけ

1m弱の版に 茶色い包装紙を貼り付けていた これは私にとって下描き前の状態

白いキャンバスと同じ

ただ 私のキャンバスは 汚れて 煤けて デコボコから始まる

これがどうなるかなど 描いてる当人が分からない

暗い森の入口に立って 踏み出そうとしている気分だ

 

何故 私は「絵」を選んだのか 本当はバンドの方が楽しかった 1人じゃないから

でも バンドをやるにしても本気になり 夢中になるから メンバー一人一人離れて行っただろう 1人なので 絵しかなかった

私は怒りっぽく 短気で 人の心の中に汚れのようなものを感じると 残酷なほど怒り そして冷めてしまう…自分の絵がダメになってしまうから 

そして今は ロシア・中国等世界情勢も同様に腹を立てている

小奇麗で幸福な絵は今は描けないなぁ…と思う

私の場合 偶々 絵だっただけだが 何でもいいのだろう 「発火現象」を起こせれば

kei