kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「大脳皮質的世界観」

人間が「神に似せられて創られた 最も発達した生物である」と 神学者は言うかも

でも それは違う

人間が発達しているのは「大脳」それも主に「大脳皮質」辺りが担っている

ゾウは人間の歯よりも「進化している」

ゾウの歯は当初 人間同様「垂直交換」=(乳歯が抜け落ちると永久歯が垂直に生えてくる)だったが 奥から歯がスライド式に出てくる「水平交換」に変わった 最後の大臼歯が擦り減ってしまった時が「寿命」というわけだ

動物と比較した場合 嗅覚 聴覚 様々な面で「人間が最も優れているというわけじゃない」

 

時々感じることがある 今の世界は「大脳皮質的」だと…

大脳 
ものを考えたり、決めたりする知的な機能を司ります。
運動や感覚の中枢としても機能します。
小脳 
歩行や姿勢の制御、平衡感覚を統合します。
脳幹 
呼吸や心臓の動き、消化などの生命維持機能をコントロールします。
中脳は動眼神経の核を含み、眼球の動きを制御します。
橋は味覚や聴覚、顔面の筋肉を司ります。
延髄は呼吸や循環などを調整します。
とりわけて 大脳皮質は「知覚、思考、記憶、言語、感情、意志などの高次機能を制御している」ということなのだが 生に関するBASICな部分は大脳以外が担っており それは「思考しない」ので どのような状態なのか自覚できない だからかもしれないが 個人の脳の中で「大脳と小脳がケンカをしている時」もあるのだろうと思う 頭がフラフラなのに頑張っちゃう。 経験としてはアリだと思うが これが度重なり 集積されていくとどうなるだろう

 

多分 病気になる。  ガンなどもその一例かも知れぬ。

 

「自分に正直に」「素直に」「自然体で」とか…それを言っているのは「大脳皮質」なので あんまり信じちゃいけない気がするのは 私だけかな?

 

言語なんて 大脳皮質という 脳の表層(厚さ1.5mmから4.0mm)に過ぎない脳から発せられるモノ

そんなペラペラな部分で 自分も 他人も 人間も 真実も わかるわけない

…と言い切ってしまうのも大脳皮質なので 私の書いていることも間違ってるのだ

 

ともかく世界は たかが人間の大脳皮質で回っているわけじゃない

数十兆円の金を消費し それによって あらゆるものを破壊し 殺し合う「戦争」だって 「大脳視床下部」辺りが関係しているかもしれず そうせずにはいられない原始的脳の衝動なのかもしれないのだし…それを収拾することがいかに大変か これから見ることになるだろう

 

 

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