kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「夢を見る現象について 夢見る主体が正しく分析できるのか?」

夢はレム睡眠時に生じる その時体はリラックス状態だが「急速眼球運動」という目が動き回る現象が起きている ここで私はもう引っかかってしまう

「急速眼球運動」が起きるから 夢を見るのか?

夢を見るから「急速眼球運動」が起こるのか?

夢の研究をしている米国アリゾナ大学統合医療センターの睡眠科学者であるルビン・ナイマン博士によれは「夢はレム睡眠 (急速眼球運動) の成果物。このステージでは、睡眠サイクルの中で脳が最も活発化するため、夢を見やすくなる。」とのことで 一体どっちが卵で どっちがニワトリ…って話に似ている

ただ例の如くChatGPTで調べると こんな答えが返ってきた。

夢を見ることは、人間の身体的、精神的、スピリチュアルな健康に欠かせない重要な一部です。夢は記憶の固定にも大切で、重要な情報を再整理し、将来必要な事態に備えて記憶情報をもとにシミュレーションや準備をすると考えられています。

とのことだが AI自身が夢を見ないので これが正しいかどうかも…ハテナ。

ナイマン博士は、「私たちは睡眠と夢を、起きている時間ほど重要ではない補助的なものだ考えているが、実際はもっとずっと大切なものだ」 と言っているので AIの判断とは異なっている

 

人は眠るとレム睡眠と 夢を見ず体を活性化させるノンレム睡眠を繰り返しているわけだが 「夢を覚えていない」というケースは おそらく2通りありそうで 一つは「見たが忘れたというケース」 もう一つは睡眠時間が短いなど「睡眠バランス」が良好でなく レム睡眠に支障をきたしているケースだろうと察する 後者の方は体調にも影響を及ぼすだろう 猫も犬もレム睡眠をするので 夢を見ている とも考えられる

けれどやっぱり…

ハーバード・メディカルスクールで睡眠の研究を専門に行う神経学者のパトリック・フラーは「私は、レム睡眠に関する具体的な主張をすべて疑わしく思っている。レム睡眠の機能は未だ謎だからだ。レム睡眠が記憶の特定の側面において重要であることを示すデータは存在するけれど、レム睡眠をほとんど、あるいはまったくとっていないのに、高い機能性を維持する人がいるのも事実。レム睡眠は動物界全体に見られるので、重要な生体機能であると推測される。しかし、その機能が何であるかは未だハッキリしていない」

ということで 夢見る主体がレム睡眠の機能及びそれによって発生する「夢」についても実際のところ 現在は謎だらけなんじゃないかと感じてしまう

 

「夢」は

現実として感じられる(夢だとわかりなが見ていることもたまにある気もするが)

不合理 不条理 わけわからんことが後から後から起こっているのにリアルである

現実に 動き・考え・学び・働くことが「人間の生」であると言えるのかと言えば そうでもない 何故ならその人も夢を見るからだ 夢という脳内運動?も含めて「生」と考えた方がしっくりきそうな気がする

 

いっそ名古屋のマンション探しは止めて住み慣れた沖縄で暮らしてもいい と提案したら家人の表情が明るくなった 決定権は私にはない どうにでもなれ。という気分

だが ウクライナの人々の今を想像するに マイナス5度の環境で いつ爆弾が飛んでくるかわからない 瓦礫の中で命からがら生きていることを考えれば

「どこでも生きる どこでも暮らす」 というのが当たりのような気がする

衣食住は動物にとっても 動物である人間にとっても生きる基盤であるには違いないが これに多大な欲が絡むとロクなことは無い

夢の中で地獄を味わうのも一興だし それは「夢限定」で  現実の当人と無関係とはいえない気がする

   …気がする。ばっかりの文章でした。すんません

そういやぁ 「絵」は夢と大差ない気がします。

kei