kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「回転する円盤の上」

斎藤知事のせいで お亡くなりになった局長 「公益通報者保護法」が不完全であったことも要因の一つだろうと思う  ロシアは また核恫喝である 

「力こそ善」 その様相を 何度も何度も見るのに辟易する

 

ニーチェの言葉を思い出している

永劫回帰」ーすべての出来事や経験が永遠に同じ形で繰り返されるという考え方

この概念に対し 私は回転する円盤 例えば回るレコードの上を走っているような感じではなく 時間の一方通行の流れを考慮すれば 円盤ではなく 螺旋階段をイメージしようとした だから「同じ場所のように感じても そうではない」と思いたかった

それと

「超人」ー人生の無意味さや困難を乗り越え、自分自身の価値を創造し続けることができる人間

これら2つを踏まえると 永劫回帰という円盤の上を走っていても 生きることに意味を与えず 主体的・創造的に生きることにニーチェは意味を見出したのだろう

 

ここ数日 ただひたすら 意味もなく回転する床の上を走っている気がして萎えた

 

今のロシアの暴挙や中国の独善は 第二次世界大戦が終息する時点で分かり切ったことだった… 平和な世界でなく 対立世界を敢えて選んだのじゃないかと疑ってしまう

 ともかく とりあえず なんとしてでも 同じ歴史を繰り返したいのか?

そうと知って 前向きに生きるというのは けっこうシンドイ

ただし 生をランニングに例えた場合 引いてその様子を眺めれば「滑稽」かもしれないが 主体として考えるのなら 前へと運ぶ自分の脚であり その時々の「足下」が全てということになるのだろう…

kei