今 自宅のコーヒーはインスタントを除けば5種類ある
一番旨い「松」は以前書いた「銀河コーヒー トラジャ・セレベス」
好みによっては松と竹はひっくり返るかも知れないが トラジャ・セレベスの「香りの高さ+雑味の無さ」は 私にとっては一番
しかしこれら2種類だけ飲み続けていると コーヒー代だけで月2万とか3万になってしまい 貧乏には不釣り合い。…ということもあるが 何より「慣れてしまう」ことに危惧を抱くからに他ならない な。水原一平君
なので梅レベルで三種類設けることにした
梅ー松 第三位は「key トラジャブレンド」
180gとコッソリ20g減らされており 値段も800円台(挽き)から1200円台(豆)と その時その時でバラツキがあり「古くなると安売りすんのか?」という疑念が持たれる豆 また「挽き売り」と「豆売り」の種類があり なぜか一手間かかる「挽き売り」の方が安いというヘンな豆 しか~し 飲んでみるとわかるのだが「同じ豆なのに味が違い 豆売りの方が絶対に旨い」 怪しい豆である ただ豆の場合「香り」という点で 梅の中では上位
値もなぜか下がり999円となった。400g入りでこの値段 「不味くはない」のでこのランク
そして 値段が変わってから配達が5月になってしまったので 急遽別の豆を購入することになった 学生の頃から 殆ど「旨いと感じたことがないUCC」を
梅-梅 五位は 150g 498円だったっけ?「ベリーのような味わい」というのにツラれて2袋購入
裏を見ても「果実感5 スイート5」と表示されている だが袋を開けた瞬間ガッカリ 豆がダークローストで黒光りしている。これでは香りもスイートもあるわけがなく ビター5のただの豆 JAROに訴えたい気分にさせられるほど 果実の香りも全く無く 味は「職場でガブ飲みする『味わうことがないコーヒー』」のレベルに近い
でもこれらを全部飲むのには意味がある
あんまし旨くないコーヒーを飲むからこそ 旨いコーヒーはより旨い どんなモノ どんなことにも「馴れる」と何も感じなくなってしまう
宮崎駿の「君たちはどう生きるか」で 戦時中タバコがないので たしか「イタドリの葉」でタバコを作り吸っている爺さんがいて それを見た婆さんが「タバコなんかもってるんか!よこせ~!」というシーンがあったけれど この気持ち よくわかるなぁ… タバコはタバコの葉でしかタバコの味はしないし 戦時中 大豆を炒ってコーヒーを作った人もいたとか… その時「味はさておき」なんだと思う 「吸えた。飲めた。」という実感だけが残り 安らぎを与えてくれる
またいつか 酒は自家製のドブロク タバコはどこかの葉っぱを乾燥・発酵させたニセモノ 大豆のコーヒー を飲む時が来る
ニーチェはそれを「永劫回帰」 グルグル時代は回ると言っているのかも知れない
kei