kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「萩本欽ちゃんに教えてもらった」

水原一平の想像以上の悪辣さがマスメディアに上がってきた これは「遅きに失すぎ」

同人は「犍陀多」だと以前から言っていたので 眼中にない記事だった

だが一つ「萩本欽一氏のコメント」は格別 私は「然り」とこうべを垂れた

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萩本欽一 大谷に“欽言”「一平ちゃんはよくやった」

コメディアンの萩本欽一(82)が14日、元通訳の水原一平容疑者によって自身の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金されたドジャース大谷翔平(29)へエールを送った。

 欽ちゃんはこの日、神奈川県伊勢原市の龍池山高岳院で桜の植樹に参加。自身と、20年に他界した妻・澄子さんの名前がついた2本の夫婦桜「欽ちゃん桜」「スミちゃん桜」など計5本を植えた。植樹後の取材時に大谷について聞かれると、「世間では悪い人に出会ってしまったと言われているが、運という意味で言うと、一平ちゃんはよくやった」と、ドキッとするような言葉で話を切り出した。

 欽ちゃんは人生において運を重視しており、「良いことがあれば、必ずその分だけ悪いことが来る」と信じてきた。「よくやった」という言葉も、その考え方から出たもの。「人生はプラスとマイナスでチャラになる。あんなに高いお金で契約して、すてきな奥さんももらい、2つの幸せをつかむと、翔平君の体に具合の悪い部分が出てしまうかもしれない。だから野球には関係ないところで悪い部分が出てほしいと思っていたら、それが出てくれた」。真意を丁寧に説明した。

 さらに、運が及ぼす大谷の成績上昇についても予告。「今年は本塁打は30本、打率は2割8分だなと思っていた。でも、事件が出てきたことで本塁打は40本、打率も3割になった」と自身の予測を上方修正した。

 

最後に成績の上方修正するところなんざ 「優しい人」だなぁ…とつくづく思う

萩本欽一氏の言っていることが「本質」だと私は思う

「生きていれば いいこと 悪いことが必ずある」と言っているのではない

「生は どちらも引き受けてこその『生』」だと 自然な事を言ってるに過ぎない

ゴーダマの思想然り イエスの生涯然り…

キリスト教がなぜヨーロッパで広まったか。弟子たちが命がけで布教したからだが イエスが囚われ磔刑となるとき「全員一目散に逃げた」つまり イエスを裏切った

裏切ったからこそ生き延び布教できたことを考えれば「個々の良いこと 悪いこと」に囚われるのはナンセンスなのだろう

生きていれば 身を切られる程の苦しみや痛みや悲しみは必ずやってくる そのように感じるかどうかはその人次第だろうけれど…

小学5年だったか6年だったか…欽ちゃんが地元のホールに来ていて 私は席を外してカメラで欽ちゃんを撮った その時欽ちゃんに声をかけられ 舞台に上げられ「イジラれた」

私はウィットもユーモアのセンスもない小僧で 呆然としてたけれど 欽ちゃんは 私と一つ絡むたびに 両手で抱えられぬほどの お菓子やらおつまみをくれたのだった…あの時も「自然体」の不思議な人だった気がする

萩本欽一氏のこのコメント読んだとき 私は懐かしさと共に改めて尊敬の念を持った

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