kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「中毒」の底にあるものは…

大谷選手の潔白が証明されつつあるのと対照的に「水原一平」氏の「手口」やら「負けの金額の大きさ」やらが明るみに出来てきた

このニュースが流れた当初 「蜘蛛の糸‐水原一平‐」という記事で 水原氏の賭けグセは「根深く 随分以前から持っていた」と推理していた これは当たっていた

理由は簡単で「賭けが『中毒』ならば 喫煙と同じ」で 「随分以前から」というのが妥当だろうと思った 先ごろ「ひろゆき氏」が「大谷選手も絡んでいる」という主張を撤回し 水原氏を「想像以上の悪党だった」と述べているが 私は半ば同意しつつ「それで済む話でもない」とも思った なので彼の「喫煙者は100%バカ 健康に良いことなど何一つないのに 結構なムダ金を使い続ける。」といい オチとしては「自分も喫煙者だ」と言った 「中毒」とはこのように「理屈とは別物」なのだと思う

そして先の記事ではこのようにも書いた

当初の水原一平氏のコメントでは「大谷選手に負債を打ち明け 彼が肩代わりした」としているが 当の大谷選手は「韓国での開幕戦まで全く知らなかった」と全く違う発言をした

「さて、どっちが真実?」と 世間の意見は半々という状況。

推理や意見は半々かもしれないが 仮に大谷選手の言っていることが正しければ 水谷一平氏は「とんでもない悪行」を起こしたことになる

それは 雇用者である大谷翔平をだましたこと…よりも

賭博によって6億8000万という巨額の負債を背負ったこと…よりも

「当初の取材に対し大谷選手を加担させた」という虚偽の発言にある

ベースボールに対し 真摯に 元気に ストイックに取り組んでいる選手がどれ程いるのか知らないが その人に恩を受けながら「選手生命を窮地に追いやる発言」をしたことになる

これは大罪だと思う

「恩を仇で返す」 呆れるほどの質の悪い虚偽発言 ということになる

ひろゆき氏の発言同様のことを書いたわけだし 金額よりも 大谷選手を騙し 「合意」と利用した罪の方が重い。という判断は今も変わりはない

 

「中毒は理屈とは別物」と書き 舌の根が乾かぬ内に こんなことを言うのもどうかと思うが「中毒の裏には別の理屈が存在する」と私は考えている

私がニコチン中毒なのは「自分の死の因果性をはっきりさせたいから」かも知れないし

彼が「賭博中毒」に陥ったのは ニコチン中毒同様「破滅的願望」が絡んでいるかもしれない エドガー・A・ポーの短編などには ソレが時折出てくる

実際に窮地に追い込まれてみれば そんな願望など消し飛ぶ弱虫の癖に 深淵を覗き込む。そしてそれは「深淵に覗き込まれる」ことと同義である それを知った上での行為だとわかっていたか わかっていなかったかは この際重要ではない 拒まなかった時点で「自分が窺い知れぬ自分がそうした」とも言えるので…

 

「中毒」の底には何かあり 中毒そのものが結論のわけはない

では「底の理屈は何か?」と問われても 頼りない推測しかできないので書けない

 

人はコンピューターではない なぜなら 自分自身 増して「人間」を十全に知ってはいないから

でもまぁ…誰しも生きてりゃなんとかなるさ。

 

kei

今少しハマって観てるのはコレ 限りなく純金に近い「恋」は涙を伴うモノなんだ… あ。昨夜「宮崎駿」の「君はどう生きるか」を観てきた 感想書くかどうか迷っている。「ネガ・ポジ」の世界の話


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