kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

コバンザメの憂鬱②「そばにいたから」

2021年刊 石井光太氏著  「近親殺人」そばにいたから

という書がある 副題が「的を得ている」と感じた

日本で起こる殺人事件の半数以上は「近親殺人」である 子殺し 親殺し 兄弟姉妹 どれが最も多いかはわからないが 子殺しは推定300件以上あると言われている

コロナ禍の頃 必然的に家族で過ごす時間が増加した これが近親殺人に結びついたケースもあると思われる

早速AIに尋ねてみた

Q 殺人の中でなぜ近親殺人が最も多いのか?

A 近親殺人が多い理由はいくつかあります。以下に主な要因を挙げます:

①身内への接触時間の増加:コロナ禍で外出を控え、自宅にいる時間が長くなると、家族間での緊張や対立が増え、それが殺人事件につながる可能性が高まります。
②経済的な問題:経済格差や8050問題(親が80歳以上、子が50歳以上で共に無職の家庭)などの社会問題が背景にあります。
③精神的な問題精神疾患の治療等の問題も関連しています。
老老介護:高齢者が高齢者を介護する「老老介護」の問題もあります。
④金銭問題:親の年金や財産を狙う金銭問題も一因とされています。
これらの要因が複雑に絡み合い、近親殺人が起こる可能性を高めています。しかし、これらはあくまで一部の要因であり、個々の事件にはそれぞれ独自の背景や事情があります。それぞれの事件を深く理解し、予防策を考えることが重要です。

 

なぜ このような「さらに憂鬱」なことを調べたかと言えば 水原一平氏の心理について もう少し踏む込んでみようと思ったからだが AIの回答は 大方質問する前から分かるほど凡庸で 最後の「独自の背景と事情」について理解するのが「本当の殺人の動機」であるに決まっている なのでAI解答は十分とは言えないが ①という最も最初に挙げられた事柄が「接触時間の長さ=そばにいたから」というのは意味を持つ

水原氏の今回の違反行為の一因に「長くそばにいすぎた」ということは言えるだろうと思う 車の運転から 大谷選手の行動の細かい部分に入り込んでいたと思われ これではもう「通訳と言うよりもマネージャー」みたいなものではなかったか…と

マネージャー……そう。「マネー」という言葉が入っている 金が絡む

 

「ヒトの欲望と争いや裏切り」について 昨日 今日と考えているわけだが 違法賭博にしろ 窃盗にしろ 殺人にしろ 共通点はあるのだろう ただし「楽しくない話」であることは確実で もうこれ以上考えたくない気持ちが強くなっていく…

「そばにいたいから結婚する」

「そばにいるから裏切ったり殺してしまう」

ヒトと言う人間 人間という動物よ。

なんとも物々しい帯の言葉。こうでもしないとたくさん売れないわけね?

 

kei