kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「天の網」

たまに「人間嫌い病」が起こる  その時は大体 体調も良くない 人間に嫌気がさしたから 体調が悪くなるのか その逆なのかは 自分でもわからない

「諺」が頭の中を駆け巡る 「諺は方便」であり それこそ「我田引水」として用いられる

 

「天網恢恢 疎にして漏らさず」とは

「天網は目があらいようだが,悪人を漏らさず捕らえる。天道は厳正で悪事をはたらいた者には必ずその報いがある。」という老子の言葉

ロシアのプーチンにしろ 岐阜県斎藤知事にしろ 悪人だと私は思う 前回も書いたが それは「自分の命と誰かの命を『秤』にすらかけない」という傲慢さにあると感じている 当然誰しも 自分の命が重いのだろう しかしだからと言って秤にかけない という行為は「自分が正しい」という結論しか生み出さず それは結論というより テーゼの根幹になっているため 当人に何を言っても聞き入れず 自己完結のままなのだろう

 

ついでに「天網」について調べてみた もう一つの意味に呆れてしまった

1 悪人や悪事をのがさないように、天が張りめぐらした網。「—逃 (のが) れがたし」

2 中国本土で展開される監視カメラのネットワーク。人工知能による顔認識システムを採用し、短時間で個人の特定が可能。2000年代から試験的に導入され、全国の街頭
に設置された2億個以上の監視カメラを同ネットワークに取り入れる計画が進んでいる。スカイネット

中国では「監視カメラ」を天網と呼称している これも狂っていると思った 高々 人が天に変わろうとするとは…中国という国はカメラにこのような命名をする時点で マトモな国じゃない

ロシア 中国 北朝鮮 …イカレている国は他にもあるだろうし イカレた権力者はゴマンといる それは知っているが 本当に「天の網」が存在するのかどうかはわからない 「人は人によって裁かれる」 実際はこうだろうと思うが 本当の天の網は「人類全体を覆うのかも知れない」 でなければ審判をAIに委託するのか? そうなった時点でもう人間の世界ではない

人は欲によって滅ぶのか… だが「水清ければ魚棲まず」という方便もある

欲は生存欲求と結びついている

とはいえ それに大きな権力が付随した時 ベクトルの強さ 速さも増大し たった0.5度狂っていても目的から逸れてしまう

 

…と 色々考えている内に ホントに胸やけを起こし調子が悪くなった

 

グチのようなこの私の文章を読まれた方 お詫びを申し上げます 

ただ落胆をそのまま載せることで また新しいアイディアが出てくるので ご容赦下さい

(AIに描かせた絵)

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