kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「上位種」

約束のネバーランド」というアニメがあったのを ふと思い出した

その世界は「人間を飼育し 適度に育った少年少女の脳を食らう上位種」が存在している

このようなアイディアは何もこのアニメに限った事じゃない 「吸血鬼」「鬼」という存在は上位種であり 人間を食らう側であり 「神」「悪魔」も人間の上位として位置づけられた存在であるに違いない

上位種はわからない「何故 人間を食ってはいけないのか?」

わからないからこそ 「人類の敵」なのかも知れない

そう考えれば 人間は 様々な動植物の「敵」ではないのか…と思う

牛・豚・鶏を飼育し 命を奪い食う… さっき牛丼を食べながら 考えていた

人間性性善説が正しいのか 性悪説が正しいのかは知らないが

動植物にとっては「存在悪」であるのかもしれない

そんな生き物が 善だの悪だの言い合うのは それは決まって「人間同士」という条件がつきまとう 牛は食ってもいいが 人間を殺め食ってはいけない という話

けれど これが「自然の摂理」に合っているのかどうかは…私には 本当は よくわからないのかも知れない。

ロシアのウクライナ侵攻にしろ 斎藤知事にしろ… 

「敵」と見做した対象を 「同じ人」だと感じていただろうか…?

大きな権力を持ってしまうと 自分を上位種だと思い込んでしまうのか…

それとも「神」という上位種の威厳を借りて 正義だと主張するのか…

私は自分を「一匹の動物にすぎない」と思っているところがある

上位も下位も無いと思っているところがある

中秋の名月

 

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