kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「牛が世界を覆う日」‐人類滅亡の要因4つ‐

2022年11月02日記事加筆

表記の動画がYoutubeやっていて 漫然と見ていた
これから上げる4つ以外にも「ウィルスの蔓延」とか ありそうな気がするが 科学者視点だと以下だということだろうか

① 技術的シンギュラリティ(特異点
数十年後AI(人工知能)は人間の脳を凌駕し さらに優れたAIをAIが設計し作り上げる段階に入ると完全に人間は手が届かなくなる その時2つの可能性が考えられる (ア)ターミネーター世界型滅亡⇒AIが地球にとって最も害悪なのはニンゲンであると判断し 駆逐する (イ)AIと人間の同化⇒すなわちサイボーグ化 身体の各部位ならまだしも脳にAIが組み込まれると ニンゲンかサイボーグなのか その判定は微妙 ただし今の私たちのような人間とは異なる 寿命は数倍に延びるかもしれない
このような説を唱えているのは かの有名なホーキング博士。 100年後の未来 純粋な人類は消滅する可能性があるとのこと

②火山大爆発
巨大な火山が大爆発を起こすとただそれだけで 世界の気候が変化する 吹き上げられた塵は成層圏に達し 太陽が当たらなくなるため短期的な氷河期が訪れる それが数十年か数百年続くのかはわからないが数十年でも世界人口の大半が生きられなくなってしまう

③巨大隕石の衝突
このような事件は「アルマゲドン」という映画で扱われ 巨大隕石を核爆弾で破壊し 人類は助かるというストーリーだが 重く大きな隕石の場合 核爆弾でも破壊できないとのこと ただし 巨大隕石の衝突は「1億年に1回程度」とのことで 前回の大衝突は白亜紀末 約6550万年前のユカタン半島に落下した「チクシュルーブ・クレーター」で この隕石の衝突で恐竜は絶滅した
以下はwikiからの抜粋
チクシュルーブ・クレーター(またはチュチュラブ・クレーター、チチュルブ・クレーター、英語: Chicxulub crater)は、メキシコのユカタン半島北部にある約6604万年前の小惑星衝突跡(クレーター)。名称は中心付近の地名に由来し、マヤ語で「悪魔の尻尾」という意味がある。
日本では発音しにくく、知名度も低いことから「ユカタン半島の隕石クレーター」等ユカタン半島がスポットされやすい。
規模が大きく、中心地が海洋にあるために目視では視認が困難であり、衛星画像、地磁気異常、重力異常、およびセノーテの分布によって確認される。これらはいずれもがおよそ円弧を描いており、この円の中心が衝突の中心とされる。クレーターとしての直径は約160km。地球上では三番目の規模であり(フレデフォート・クレーター、サドベリー・クレーターに次ぐ。これらを総称し3大隕石衝突、3大インパクトとも呼ばれる)、顕生代(5億4200万年以降)に形成されたことが確認されるものとしては最大級である。地球上に微生物以外の大型生物が登場して以降では地球に衝突した隕石としては最大である。
この衝突が、恐竜を含む大型爬虫類をはじめとする多くの生物が絶滅した白亜紀末の大量絶滅(K-Pg境界)の、もっとも有力な原因と考えられている。
2010年にサイエンス誌に掲載された説では、衝突した小惑星(チクシュルーブ衝突体)の大きさは直径10-15km、衝突速度は約20km/s、衝突時のエネルギーは広島型原子爆弾の約10億倍(ツァーリ・ボンバの30万倍)、衝突地点付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300メートルと推定されている。

たった10~15キロメートルの隕石で 広島型原爆の10億倍というのが物凄い
当然隕石の「速度」「材質(金属質を多分に含むか否か)」等も影響を受けるので一概に大きさだけで 被害の規模を推定できるわけではないらしいが…

④「地球温暖化
これが最も卑近かつ現実的だと私は思った そしてその到来も20年後というから すぐそこ
北極の氷は太陽光を反射する「鏡」の役目を果たしており それによって現在の地球規模の温暖化はある程度抑えられているが 現実として北極の氷は今でも溶け出している それは鏡の役目を果たせないだけでなく 北極の氷の中に含まれる「メタンハイドレート」が空中に放出されることに繋がり メタンによって温室効果がさらに加速する 因みに「牛のゲップ」もメタンガスであり 現在世界で15億頭飼育されている牛も地球環境に影響を及ぼす そして人類滅亡後地球を支配するだろう生物は「ゴキブリではなく」という説が有力で 4つの胃を持ち その中にバクテリアを住まわせ草からエネルギーを取り出す効率の高さから 生き残ると言われているらしい
こうして書いている今も北極の氷はドンドン溶け出し アマゾンの森林はなぎ倒され 50年前と比較し 顕著に温暖化が進んでいるのに有効な対策を講じていない世界各国であってみれば これが人類絶滅に繋がるという科学者の意見は多い

④の説が最も有力だとすれば「人間の自業自得」ということになる オゾン層を破壊し 牛肉と牛乳を大量に消費しているのは人間である 黙示録があろうが無かろうが 「人間はいずれ絶滅する」それは恐竜の時代よりもはるかに短いことは容易に予想できる

ただ 地球にとっては「人間が世界の支配者になろうが 牛が支配者になろうがどうでもいい話」

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