kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「落描き」

4月からティーンエージャーを相手に非常勤講師をすることになりそうです

月~金まで毎日では自分の絵が描けないので1日だけ空き日を作ってもらう条件で

そこの管理者の方に「昨年まで何を教えていましたか?」と尋ねたら「大人の塗り絵」とかいう100円ショップで売っている塗り絵をやっていたそうな…

 

コレは美術じゃないなぁ。 

ただの「作業」 でなければ「暇つぶし」です

「マニュアル教育」はここまで若い人々を変えてしまったんだと思いましたが 若い人々から学ぶことはあっても 教えることは…と考えると詰まってしまいました

 

あ~でもない こ~でもない と考えながら 今初めにやる美術として考えているのは「落描き」 できるかどうかわかりませんが…

それもコンクリート壁を疑似的に準備し くじ引きでグループ分けして取り組んでもらおうかと でなければ灰色の紙を一人一人配り そこからスタート これが妥当かも

 

ウクライナの壁面に描かれたバンクシーの絵の中で 取り分けて見事なこの絵のように

壁のヒビ 焼け焦げ 柱の使い方まで ニクタラしいほどw

これを灰色のベニヤ版の上でやってもらおうかと…

 

若い人々は未来の担い手 白い画用紙を渡し「アカデミックな絵を模範として描く」美術など とうに過ぎ去っています

正確な絵ならコンピューターのほうがよっぽど巧く描けるのですから…

 

ということで また来年も自分の絵だけにハマり込んでいるわけにはいかなくなるかもしれませんが 私なりに若い人々と関わりながら未来について想像しようかと思います

 

あ。でもバンクシーよりも というか 彼を知らぬまま私もこんな絵を描いていたので 先を越された気分です

 

では 私とゲームをしましょう。   若者たち

 

デネヴ アルタイル ヴェガ 3つの星を描きました

夏の大三角

 

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