kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「向こう10年間の勝手な世界予想」

…と題してみましたが「勝手」というのが最重要ワードです。

それと「向こう10年」というのもそれ以降は予想がつきません

ただ 自分の余命を考慮すれば「これくらいでもいっか。」というワガママも含まれています。

 

まずウクライナ対ロシアの戦争を軸とした 世界情勢を想像すると

「ロシアは負ける」切り札の「核を使っても負ける」と思います

とんでもない方向から「戦略級の核」が着弾すれば別の話かもしれませんが 事前にその発射を西側は確認するだろうと思います それに過去に日本に放たれた同レベルの戦術核(被害の甚大さから言えば戦略核かもしれませんが)が使われた場合 ロシアは世界から「袋叩き」となり 常任理事国からも除外されるのではないかと思われます

そうするとダチを装っている「中国」も発言力を失い ロシアの代わりに頼りにするのは「中東諸国」か「南米やアフリカ等の第三諸国」となるでしょうが それら多くの国々を統べ リードする力は持ち合わせてはいないでしょう

 

そこには「石油・天然ガス」といった化石エネルギーの問題が絡んできそうです

 

10年経って尚 これら化石燃料がエネルギー需要の大半であったなら 中東諸国及びロシアは発言力・影響力を保ち続けると思いますが メタンや水素等にそれがシフトした場合「ハイテクノロジーを有している国々」が世界の中核的存在となると考えます

ここで一つの命題が浮かび上がりました。私の頭の中でクリアになっていない事です。

 

それは「資本主義」と「社会主義」という経済の在り方の問題です。

 

ロシアと中国は 一応「社会主義国」です(政治的には独裁主義でしょう)ロシアは ウクライナと戦闘を行っている現在 第二次世界大戦に使われていた戦車を持ち出してくるほどテクノロジー面では時代遅れの国になってしまい 大国のメンツは「大量の核兵器保持」によって保たれているにすぎず これでは「北朝鮮の拡大版」です

中国は安い賃金と巧緻性によって「世界の工場」になることで 様々な技術を吸収していきました その中にはiphoneの組み立てなど ハイテク産業が多く含まれていたため まるで戦後日本の様に「真似をしながら技術を学び習得していった」わけですが iphoneを組み立てることと iphoneのチップを設計することは意味が違うので このような溝を「盗み取る」という手段によって 今日まで伸ばし続けたのだろうと思われます ただし「猿真似は本物を凌駕することは出来ません」

こうして考えると 社会主義は「テクノロジー向上」という側面では 資本主義には敵わないのではないか? という疑問が頭をもたげてきます。

資本主義は「競争構造」 様々な矛盾・不公平・無駄を孕みながら「ともかくより良いモノ 優れたモノ 売れるモノ」を作った者が勝者となる「弱肉強食社会」

だからこそ 前回の記事でも述べたように より高性能なICチップを生み出すことができる…としたなら 社会主義マルクスの言うところの共産主義?)は資本主義には敵いません

実際 作家武者小路実篤が夢見 創り始めた 共産的な「新しき村」は 現在全国に2か所しかなく それもごくわずかの人々が住んでいる状況です

 

ICチップが世界を変えるなら エネルギー改革が世界を変えるなら 量子コンピューターが革新をもたらすなら… 資本主義が絶対的に有利 と…思いつつ何故か引っかかっています。

 

ただ現代から向こう10年は 体勢的には「テクノロジーを積み上げながら変化していく期間」だと思われるのです 戦争の時代ではなく…

 

戦争をするにしても益々無人化の方向に向かうでしょうし テクノロジーの優劣が勝敗を分けてしまう ですが「中国」はアメリカレベルに達しておらず かつ人口は多くても エネルギーその他様々なモノを諸外国に依存せざるを得ない状況ですので 今世界の覇者を名乗ることは出来ません

 

んじゃ 日本の向こう10年は? と考えてもみますが…それも他の国々との関係性抜きでは想像することができません

kei


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ストレートな曲も聴きたくなります 特にGutar いいですねぇ。ストラトキャスターのアーミングもバッチリ!