kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「3つ」‐鼎立の重要性‐

辞書では「鼎 (かなえ) の足のように、三者が互いに対立すること。」とある

中国「殷」時代の鼎

 

表題はオモシロくないので

難しく考えると「天下三分の計」 簡単に考えると「ジャンケン」

 

ここ数十年 世界は「東西冷戦時代」と呼ばれていたわけだけれど

相撲は東西でいいが 世界は東西二つは「常に不安定状態」だったのではないか…

それを戦後続けてきたのが 現代の世界地図であった気がしてならない

 

伏龍と呼ばれ ダラダラ生活していた諸葛亮孔明劉備玄徳に「天下三分の計」を発案したのは 案外俊逸というわけでもなく 「ただジャンケンなら当分持つ」というシンプルな発想だったのじゃないかと私はにらんでいる

 

「3つ」 これはキーワードである

 

鼎は4本脚でも立つが長さが揃っていないとグラグラする 2本では立たない 

これが「物理」であり もしかしたら「核心かもしれない」という気がしてきた

 

西側にも東側にも属さないインド・ブラジルなどの「グローバルサウス諸国」

「3」という数の意味は深く

 

もしかしたら…世の中 男女だからうまくいかないのかも知れない

 

女でもあり男でもある またはそのどちらでもない者と3人で暮らせば

家庭だって もっと平和で 安定した のどかな集団で生きられるかもしれない

ただし 「2対1」という構造を作り上げてしまったら「鼎は大きく傾き割れる」

だから「鼎立」を遵守する必要がある

 

そうやって 男女や 世界を見れば まだ未来があるような気がする

 

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