kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「異邦人」②


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以前も「異邦人」の記事は書いたのかも知れないので 一応②としました

久保田早紀さんの「異邦人」 いい曲ですよね

ご当人は当初「白い朝」という題名で作ったそうですが アレンジャーが手を加え シルクロードとか中東のエッセンスを盛り込んで 印象的な名曲に仕上がったと思います

ただ曲自体も素晴らしいですが 私が最も惹かれるのは久保田さんの歌で 彼女独特のイントネーションと「少し頼りなさげ だけれど 伸びやか 澄んでいる」それが曲にピッタリとマッチしており 坂井泉水さん等 他のアーティストのカヴァーも何曲か聴きましたが 心が全く動きませんでした 

…ってこの曲を紹介するために今回書こうと思ったわけではありません

前回「日本人は特別らしい」という記事は なにも私が日本人の自慢をしたいから載せたのではありません 「蜘蛛の糸Ⅱ紹介文」で「肩書を持たない ただの人間」と自己紹介しているので 今の私は国籍も地域もどうでもいい人間=「どこでも異邦人」なんじゃないか…と感じています というより そのようでありたいと思うようになってきました

日本人には「やさしさDNA」がある と書きましたが これは「YAP遺伝子」と呼ばれるもので チベット人に限らず ユダヤ人にもあるようで 12に別れ世界に散らばったユダヤの1部族が日本に定住したのではないかという説もあります 相撲の「はっけよい。のこったー。」とか ソーラン節の歌詞なども ユダヤ語?にも訳すことができ 紀元前に多くのユダヤ人が日本に渡来していたのかも知れません

 

島国&他国の侵略を2000年に渡り受けたことが無い などという国は「非常に稀」だとわかってきました

ギリシャ神話 北欧神話 ケルト神話を調べてみたり

ユーラシアという大きな大陸での「侵攻と戦争と征服の歴史」を見ても 日本人からは全く想像できない事柄ばかりです 例えばヨーロッパの中央に位置するポーランドは西のドイツと東のロシアに挟まれ 時には国ごと奪われ 公用語まで変えられてしまったり…第二次世界大戦ユダヤ人のホロコーストのこともあり 今現在も隣国ドイツとは仲が悪いとのこと なのでEU18か国と言っても 1000年以上に渡り 争いを繰り返していたわけですから「仲良し組合」というわけではありません

中国 朝鮮 日本の 古代から現代に至る関係性や文化の相違も面白く 中国という国は古代から 共産党独裁の現代に至るまで「中華思想」(中国が世界の中心)残り続けています 「半導体技術」で後れを取っている中国が 果たして未来「世界の華」となれるのか疑問が残るところです 電気自動車事業の失敗 不動産バブルもはじけて雇用も縮小し 大学を出ても20%の若者が就職できないという現実を見れば「斜陽化」に向かっているかもしれません

 

色んな事を考えて 何が何だかわからなくなっているところですが…今はそれでよい気がします 若い頃はアイデンティティ(自己同一性)を必死に求めていたような気がしますが 今はそれナシでも生きて行けるか 試してみたいと思います

だから 今いる場所には「根」はなく 何処に行っても異邦人でいようかと思います

 

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