kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「火」

昨日は風邪を引いてほぼ一日眠っていた 丸一日眠れる自分にも驚いたが 身体がずっと熱かったので 水を大量に飲み また眠った

私は体温は低いのに 手足は熱いらしく家人に触れたりすると「熱い」といって避けられる

少年の頃 誰に言われたのか忘れてしまったが 占い師だったか…

「アンタの属性は『火』。良かれ悪しかれそうだ 火の様に情熱を注ぐが それが誰かを焼き殺すことだってあるから注意しろ」と言われた

それ以来 私はオドケでみせたり バカなことを言って 自分の中の火を巧妙に隠すことにしたが 劇の脚本監督などをやる時は丸出しになった」

 

前回ジャクソン=ポロックの絵を載せた

これは命であり 火の絵だ   こんな画家長生きできるわけがない

1912~1956年 44歳で燃え尽きている

 

自分でこの絵を貼り付けながら何度も見た

振り返って 私自身の絵を見る 「命と関係ない 弛み切った 長生きできそうな絵」

「火」じゃない絵

 

これをスランプと呼ぶのではない 「生き方を変えろ」と耳鳴りがするだけだ

ポロックにしても スーティンにしても 命の炎で描いている

これが… これだけが「絵」なのじゃないかと思う

 

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