kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「プロパガンダの闇」

プロパガンダを辞書で調べると以下

特定の考えを押しつけるための宣伝。特に,政治的意図をもつ宣伝。アジテーション(そそのかし。扇動。)

私はこの辞書の解釈に首を傾げた 「政治的意図を持つ宣伝」? そんなものだろうか…より実際的に解釈すれば「洗脳」に近いのではないか。

洗脳として定義するなら全世界津々浦々「親のしつけ 宗教 学校教育」に至るまで「洗脳を行ってない国など何処にもない」

韓国や中国の教科書では 日本はとてつもない悪行をした国と教科書に書かれているだろうし ロシアでは現在のウクライナ侵攻を「正義」として子どもに教えている 日本も同じ 恒久平和 基本的人権の尊重 民主主義を謳いながら 大抵の学校で何故かイジメが起こる 理由は「基本的人権の尊重よりも 別のことを重視し 洗脳しながら教えているから」に外ならない 

世界中で「正しい世界史・政治・経済の教科書」など一冊も存在しない。

 

ホモサピエンスは「洗脳に弱い」

現在真っ最中の「パレスチナのテロ組織ハマスガザ地区では支配的組織)とイスラエルの問題」を考える 突然ハマスイスラエルに攻撃を仕掛け1000人以上殺した それも強い敵意を示すためか40人の乳幼児の首を刎ねその頭を並べたとのこと イスラム教である彼らは 屠殺の流儀に則って殺した 私がバングラデシュで祈りをささげた後  鶏の喉首を掻き切ったあのやり方で イード祭において道のあちこちで夥しい数の牛とヤギが祈りと共に首を次々と刎ねられたように… 彼等にとってユダヤ教徒であるイスラエルは宗教上の敵でもあり 自らの戦いを「ジハード(聖戦)」だと思い込んでいる

乳幼児の首を刎ねるのがジハードとは… 語る言葉が見つからない

イスラエルは当然大激怒し 宣戦布告しハマス撲滅を宣言した ガザ地区には220万人の民がいて 地下には武器を隠した迷宮があるという なので空爆では殲滅は出来ない

しかしこれは「戦争」としての見方であり さらに深い部分にはもっとおぞましいものが潜んでいる

ガザ地区で犯行組織ハマスのメンバーと一般人の見分けはつかない これが「正義」を掲げるイスラエルにとって 大きなジレンマになる

オウム真理教の所業も「テロ」と言われたが 独自の宗教団体が勝手に行った犯罪を行ったという点でハマスとは異なる ハマスを「本当のテロ」と呼ぶ理由があるとすれば 必ず支援国があることだ ハマスの最高幹部はトルコやカタールで のうのうと高みの見物を決め込み イランに至ってはハマスに加勢する勢いだ 中東における「イスラム教圏」は一国一国が完全に独立しているわけではなく 暗部で繋がり合っているため ハマス撲滅 といっても簡単とは言えない

③最後は「プロパガンダ」の問題だ 私はコレが最も闇が深いと思ったことだ

戦闘中劣勢にあるハマスは「あらゆることを映像に記録し世界に流すのではないか」とあるインフルエンサーが語っていた 民間人を巻き込みながらイスラエルは殺しまくるだろう イスラエルは24時間中に軍事設備が多い北側から南に移動するようガザ地区に呼び掛けているが時間が短すぎる なので国連が「人道回廊」を作るとは言っているが ひどく陰惨な戦いが行われるのは間違いなく それが世界に配信される ハマスはこの手段によってイスラエルを堕とそうとする 正義と悪が混濁する

 

私たちもいつもプロパガンダ もしくは洗脳に晒されているのだろう

かといってTV ネット ラジオを切り 山ごもり生活をしたところで「独り思い込み」の罠にハマってしまうかも知れない

 

じゃあ…どうすりゃいいのか?

 

「問い と 答え」という思考や手段が

ホモサピエンスが勝手に作り出した虚像であるのかも知れない

 

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