kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「オマージュ」と「パクリ」

動画を観ていただければ それで全てなのだが ハーバード大学の教授等これに類する講義がドッサリある 中国人の学生は必ず「GDP2位の中国は日本を上回っている」と教授の講義に抗議するものの 最後は必ず論破され 口をつぐんでしまう


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「オマージュ」イメージや芸術側面が強い 相手に対し尊敬の念を持った「真似」というより「応用」ということになるだろうか… 英語では「リスペクト」が近いかもしれないが コチラは文学 哲学 科学技術的「尊敬」に近いかもしれない

動画の中で教授は言う「日本はオマージュによって先進国となった」

世界で最初に「自動車」を作ったのはアメリ

鉄道を作ったのはイギリス パワーショベルを生み出したのはイタリアだとか

精密な腕時計はスイス?

日本はこれらを根っこの部分から研究し 果てには本物よりも優れたモノを生み出してしまう そして発明した人や国への尊敬と感謝の念は忘れない

教授はさらに言う「それに対し中国は『パクリ』の文化だ」と

受講している学生には中国人もいるので 教授に猛然と食って掛かる

中国は著作権など無視をし こんなものを作り上げる あまりに劣悪という点でオマージュと呼べるものではない

日本の小さな会社が「絶対に緩まないボルト」を発明した 例えば鉄道車両等は2か月に1度「ボルト緩み検査」をしていたが この作業が不要となる 「たかがボルト」どころではない 世界中から大量に注文が入り NASAまで買い付けてる 中国は早速このボルトそっくりのモノを作ったが緩んでしまうのだそうだ

「高度かつ核心的な部分はパクれない」というのが実際なのかも知れず

日本と言う国はパクリではなく 核心まで踏み込んで理解し 応用してきた国だとわかる 今後諸外国の富裕層で一番行きたい国は? といわれたら 断トツ日本が一位になるのじゃないかと思う 本場ドイツでいつも優勝する日本の小さなソーセージ工房 菓子の様に甘すぎるとんでもない果物 一流店のレベルに達するコンビニの食べ物…日本は一つの事に どこまででも追いかける だから外国人はその差にブッたまげる

今中国と日本で様々な国で「高速鉄道建設」が進められている

日本の見積もりは高い 中国は安い

しかし 安全性 利便性等 日本の評価は断然に高い

日本を取りやめ中国に発注したインドネシアは 経費を下げるためド田舎に駅を作り 10%に満たない乗車率となり 大損をしている 経費は日本の当初見積もりを超え 1兆円以上の借金を抱えてしまった

日本を選んだイギリスは日立が作った新幹線が走っている 鉄道発祥の国で新幹線が走る これはスゴイ事だ

…と ただひたすらに日本をほめそやしているわけではない

第二次世界大戦で敗戦し なぜ20数年で世界の先進国の仲間入りが出来たのか

それも 地球儀では極東の小さな島国にすぎないのに…

外国の目から見た日本は 奇跡に近い発展を遂げた国に見えるかもしれず

内側からでなく 外側から考えるのも愉しいことだと思う

 

kei