kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「大晦日ってどうすりゃいい?」

年齢のせいか 大晦日も正月もただの休日としか感じられなくなり

大掃除をするわけでもなく ただ漫然と呼吸してる感じです 紅白とか新年の番組というか TV自体見ませんし

一応 「おせち」とか準備されているんでしょうが 美味いと感じたことがありません

滅多やらた甘ったるくありませんか?日持ちさせるためですかね…

歴史的に考えれば 甘さを含め「ご馳走」だったのだろうと 想像しますが

現代の若者には「ご馳走」という言葉は「死語」なんじゃないかと思われ

どんないい料理を食べても 子は「普通に美味い」という意味不明の感想を言います

 

恒例 慣習   ねぇ…。 一体どう扱えばいいのかわかりません

晦日の夜は「年越しそば」を食べるし

正月になれば「あけましておめでとう」と言い 喉に詰まらせないように餅を焼くのでしょうが 60年以上やり続けると 「麻痺してしまう」という状況が脳内で起こり 反応しているのは「年越しそば」「おせち」「餅」を条件反射的に食ってるだけ という気もします ですが…こんな年の瀬と正月では1年も経たないうちに忘れ去るような気もします

私の記憶の中で 覚えている大晦日と正月は職もなく どうやって生きていいのか わからないので 大晦日と元旦の間の真夜中 外へ出て一人で雪かきをしていた思い出だけは残っていて 粉雪がゆっくり ゆっくり舞い降りてくるのをただ眺めていた というものです

あの雪は生涯忘れないと思います

 

ただこれからもいろんな大みそかと正月がやってくると思っています

それが悲しい出来事として記憶されることになったとして…

であればこそ それを忘れないだろうと思います

kei