kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「しずかちゃんのお風呂」

2017年11月30日記事

書くことがないので なんでもいいから考えることにした

藤子不二雄はなぜ しずかちゃんのお風呂シーン」を発案したのだろう

・・・と考えた


それはいわゆる「ロリコン」という発想とは異なり
(注:ロリコンという趣向それ自体を否定する気はない)

のび太ジャイアンスネ夫に自らを投影させたからだろうと思う

のび太にとって しずかちゃんのお風呂シーンは 「夢のなかの夢、幻」

それほどに 遠くて ドキドキして ビックリするもの

そんな心が 大人であるにもかかわらず 藤子不二雄にもあったのだ 多分


「遠くて ドキドキして ビックリするもの」

 

経験を積み、満たされれば満たされるほど それは失われていく

それには 年齢も関係があるかもしれない

けれど私もどこか まだそれを探している気がする

あ・・・ついでに哲学者「亀井勝一郎」の言葉も考えている

「青年時代に一番大切なことは(つまり年齢に関係なく大切なことは)
 いつまでたっても解決できないような途方にくれるような難題を
 自己の前に設定することではなかろうか」


成る程。

 

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