kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「メタモルフォーゼ」

2022年11月23日記事

M.C..エッシャーという作家は 実に細密で 不可思議で 個性的な絵を描く 木版画も得意

「メタモルフォーゼ」という題名で 様々なものがグラデーション変化していく絵
同名の作品は他にもいくつかある 

Metamorphose 独語 意味は「変形。変身。転身。」

私も この絵のように ゆっくり変化していっている気がする

職場という内側から見れば「当たり前」と感じていたことが 

外側から見れば「無意味・不可解」であることに気づき始めている


これから私に不要なのは アイデンティティ(自己同一性)というヤツ

第二の人生 という言い回しもあるが 同じ人間が二つ目の人生を送ってもなぁ…

なので変わらなければいけないのは 生活のありようじゃなく 自分そのものなんだろうと思う

この作品みたいに 魚から鳥へと徐々に変化していくように


配偶者の仕事上 ここ当分は沖縄に続けて住んでいるだろうが その後はわからない

候補地から除外されるのは 故郷の北海道 これでは「旅」ではなくなるから

それ以外ならどこでもいいと思っている

 

気まぐれに写真を撮ったり 絵を描いたりして載せるかもしれない

突然 バカなことを書き連ねるかもしれないし 色んなコンテストに応募するかもしれない

ただひたすら グータラし 太りまくり 父親と同じ死に方をするかもしれない


「可能性は無限大」などと信じる心も若さもないが

 

私が私である必要はない


kei