1年程前にもこの曲を載せている
グラミー賞候補に選ばれたこの曲は 詩がヘンだ 日本なら放送禁止かも。
メロディは淡々 韻を踏んでいるようなので 哀しい歌詞がすり抜けていく
アメリカでは子供向けアニメとして喫煙シーンが教育上よろしくないと「チュッパチャプス」に替えられたとか…ワンピースだったっけ?
「教育上」という条件を与えてしまうと 芋ずる式に表現の自由が制約され窮屈な社会が出来上がる Queen のボヘミアンラプソディーも 「ママ。たった今人を殺しちゃった。頭に向けて銃の引き金を引いたら死んでしまった。」から始まる
これも日本では放送できない?
でも発祥の地イギリスでは幼い子もこぞって歌う愛唱歌になっている
この詩はいい詩だと思う
Alone Again (Naturally)
In a little while from now
今から しばらくして
If I'm not feeling any less sour
もし 少しも胸の痛みが晴れなかったら
I promise myself to treat myself
僕は自分に誓った
And visit a nearby tower
ともかく近くのタワーまで行き
And climbing to the top
そのてっぺんまでのぼって
Will throw myself off
自分自身を放り投げると
In an effort to make it clear to whoever
こうすれば誰にだってはっきり分からせられる
What it's like when you're shattered
望みを絶たれた人間の気持ちがどんなものかって
Left standing in the lurch at a church
教会でほったらかしで 立たされたまま
Were people are saying, My God, that's tough
みんなは口々に「えらいこった。」と
She stood him up
「結婚相手に逃げれたんだと!」
No point in us remaining
「じゃあ・・こんなところにただ残っていても意味なんぞない。」
We may as well go home
「家に帰るのが妥当ってもんだ。」
As I did on my own
まるで自分でそうしたみたいに
Alone again, natually
また 独りぼっちになってしまった 当然みたいに
To think that only yesterday
つい昨日のことを思い返してみたら
I was cheerful, bright and gay
僕は自信に満ちて 明るく元気だった
Looking forward to who wouldn't do
僕の結婚式を他人事として さして楽しみに思っていずに 待っていた人
The role I was about to play
そんな人々のことを想い描いていた
But as if to knock me down
でも まるで叩きのめすみたいに
Reality came around
現実がやってきて
And without so much as a mere touch
ほとんど触れた感触もないままに
Cut me into little pieces
僕をズタズタに引き裂いた
Leaving me to doubt
僕に疑念だけ残して
Talk about, God in His mercy
神様の慈悲について語るなら
Oh, if he really does exist
もし本当に彼が存在するなら
Why did he desert me
どうして見限ったんだ?
In my hour of need
一番必要としているときに
I truly am indeed
僕は本当に掛け値なしで
Alone again, naturally
また独りぼっちになった 当然のように
It seems to me that there are more hearts broken in the world
この世界中には僕よりもっと傷ついてる人たちがいる
that can't be mended
立ち直れないほど傷ついた人々が
Left unattended
誰にも目を向けられることもないまま
What do we do
僕らはどうしたらいいんだ?
What do we do
どうすりゃいい?
Alone again, naturally
また独りぼっちになってしまった 当然のように
Looking back over the years
ずっと以前のことを振り返ると
And whatever else that appears
他にも頭をよぎることもあるけれど
I remember I cried when my father died
父さんが死んだ時のことを思い出す
Never wishing to hide the tears
僕は涙を 隠そうとはしなかった
And at sixty-five years old
そして65歳で
My mother, God rest her soul
母さんは天に召された
Couldn't understand why the only man
理由がわからなかったんだ 母さんにとってただ一人の人間が
She had ever loved had been taken
最愛の夫が なぜ いなくならなければ いけなかったのか
Leaving her to start
母さんはボロボロの心のまま
With a heart so badly broken
置き去りにされたようになって
Despite encouragement from me
僕が励ましても
No words were ever spoken
なんにも話さなくなった
And when she passed away
そして母さんが死んだ日
I cried and cried all day
僕は一日 ずっと泣き続けた
Alone again, naturally
また独りぼっちだ 当り前
Alone again, naturally
また独りぼっち ごく自然にさ…
kei