近頃 他者と話すと疲れやすい とりわけ「交渉」後は頭痛がする
人間とは自分を含めてメンドクサイものだ…
なので夜には疲れていた でもウォーキングングの時間である
始めはズルズル自分の身体を引きずりながら外に出たが
歩いている内に「楽になる方法」を考えていた
そっか。今足を前に運んでいる自分の身体は借り物だ…とおもうことにした
すると何故か足取りが軽くなった
じゃあ「借り物だと感じている自分が本体か?」と考えると これも怪しい
私の心とか魂とか言われる大切そうなものも 実は借り物で リースされているにすぎないのではないか…と思った
つまり「私全部が『借りたもの』で 私のものは何一つない」 と想像した
そう思ったら気楽になって足も運んだ
ただし 帰り道 「では誰から自分は借りたのか?」と無駄なことを考え始め
まぁ…「世界」みたいなものから借りているんだろうと思った
自我など存在せず 全部借りものかも知れぬ
kei