kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「覚せい剤やめますか 人間やめますか」

2022年05月22日記事加筆

二昔以前だったが こんな標語が流行った「印象的で強烈」だから子供でも覚える

その点では 大半の人に注意喚起を促す意味では「良い標語」といえる

しかし 「害のある標語」である

 

立花隆だったか(別の人だったか)ある高校でこの手の講演会を開いたらしい
終了後 若干やさぐれうつむき顔の男子高校生が「オレのオヤジは人間やめたから。」と言った 

覚せい剤を使用した人にとって 救いのない言葉なのだ コレは。

 

これも一つのプロパガンダ

 

この言葉を面倒に訳すと
プロパガンダとは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為の事である。 通常情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味を持つ。最初にプロパガンダと言う言葉を用いたのは、1622年に設置されたカトリック教会の布教聖省 の名称である。ラテン語の propagareに由来する。

会社も学校も どの国も どの地方も 「プロパガンダ」だらけで辟易する

一概にプロパガンダを嫌悪するわけではないが
「人の心を 目の粗いザルで掬う行為は最低」と武満徹から 20歳の時学んだ

一体今 何がプロパガンダとなって 電波となって SNSで コラムで 社会に流れ 動かしているのか 自分なりに思考し 取捨選択する必要がある

マジョリティ(多数派)マイノリティ(少数派)という概念をヌキにしても

人はプロパガンダに冒されており   

高度情報化社会においては その度合いが著しいと思った方がいい

 

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