kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「ド田舎暮らしの誘惑」

6月から移り住むのは100世帯の巨大マンションになってしまった

たしかに地下鉄駅も歩いて行けるし 店舗も近くにあって便利だが

もし 自分一人だったら

森林に立つ「中古木造別荘」に住みたかった

買い物に行くには5kmとか…そのためには大型冷凍庫が必要になる

「人と全く会うことがない」というのが日常になるかも知れない

私の思考は極端で「周囲に沢山いるのに地下鉄の中では皆スマホの孤独」よりも

「周囲は自然だけ 樹木や草や野生動物と出会う 1人きりの現象的孤独」の方がいい

仏師「円空」への思慕もあるのだろう

絵など辞めて いきなり木彫をやり始めるかもしれない

実際 立体作品の方が予備校講師等に 良い評価を受けることが多かったので 道を間違えたかも知れない

 

一人きりだと 1人きりの「寒さ」を感じることだろう 

一人きりだと 自由とは何か。とか考える以前に自由でいられることだろう

一人きりだと 何から何まで自分でやらなければならず 面倒だが

誰にも語ることのない「発見」が たくさんありそうな気がする

「孤独」などという 奇妙な考えについて考える必要もなく

もし 家人が先に逝ったら マンションは売っ払い 森の家に住みたいと思う

誰も来ないから 死後はヘンテコな格好の白骨になっている

 

「別荘あげます。」なんて奇特な人もいるらしいし…

kei