kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

水原一平「出口のない螺旋」

マスコミの報道は「事実」「証拠」を大事にするが「推理」の領域には足を踏み込めない 踏み込めないために 報道しているのはいつも「後の祭」なのではないかとおもうことがある

推理とはそれ以上ではないので無責任極まりないものだが…私の頭の中では水原一平の起こした事件について 報道とは全く違う推理が頭をもたげてくる

なのでこれはあくまで「仮定」で…根拠が無いという点で外れていると思うのだが「サスペンス」として 書いてみようと思う

①大谷選手が渡米し銀行口座を作る2018年時点で 水原は大谷の金を狙っていた その時誰かと繋がりを持っていて「後ろ盾」がいたのではないか…銀行口座が仕組まれていたことでそれがわかる

②その後ろ盾の作戦は「スポーツ賭博」を装い わざと数十億単位の負けをさせることであり 仮に勝ったとしても 水原の懐に入った金を「盗んだ金」と脅し ピンハネするつもりだったのではないか…

③…とするとすべてシナリオ通りに事が進んだことになり「司法取引」さえも計算ずくで 禁錮10年以内で釈放されるよう ある程度の証拠を提供することになり それで落着

 

このように考えると「ある組織」は当初はフレンドリーな顔で 2018年以前に近づいてきた そこで少額のギャンブルを提供するなどして 当初は勝たせていただろう けれども2018年アメリカに赴く時点で「相当な負け」状態であり 縁を切ることが出来なくなってしまった なので 水原だけでなく組織も「大谷の金」という本丸に手を付ける気でいた

報道では「掛け金の増額を水原が要求していた記録」が残されているが 組んだ相手が「巨大な暴力組織」だということを2020年を過ぎて水原は知ったのではないかと思う 通信記録では当然残らない ただ 「直にやんわりと脅した」のではないかと思う

彼が手を染めた賭けは「勝って終わることができない賭け」であり 水原当人もそれは半ばわかっていたのじゃないかと思う しかし 逃げることもできない 返済することもできないとなれば「数十億程度 大きく負けた時点で捕まるしかない」 殺されるよりはマシというもの

 

はじめは「博打好き」という小さな綻びだった

そこに「友好的で暴力的な組織」が目をつけ 大谷翔平の数十億単位の金をせしめるに至った。

 

組織は巨大であり 今後FBIでも全貌を暴けるかどうかさえわからない 証拠をつかみ捕らえたとしても それは「尻尾程度」ではないかと思う

 

私は「水原一平が 逃れようともがきながら 出口のない螺旋階段を走り続けていたのかも知れない」とも 思ったりするのだ

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