kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「りくの丘」のベンチ

丘の上のガジュマルの木の下に 7年共に暮らしたシマリス「りく」が眠っている

もう17年経ってるから 頭の骨さえ残っていないかもしれないけれど それでいい

すぐそばのベンチに座り 私はタバコを吸い ガジュマルの樹の枝から見下ろす りくを想像する 想像しながらこの場所が17年と言わず 30年以上このままの状態なのだとベンチの木目の凹凸に触れて…わかっている 

まるで「骨」のように 道管が浮き出ている「自然のレリーフ」  美しい。

この公園 しょっちゅう工事をやっていて 新しい建造物が出来たり 池がなくなったりしているけれど せめてあと10数年 このままでいて欲しい

 

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