丘の上のガジュマルの木の下に 7年共に暮らしたシマリス「りく」が眠っている
もう17年経ってるから 頭の骨さえ残っていないかもしれないけれど それでいい
すぐそばのベンチに座り 私はタバコを吸い ガジュマルの樹の枝から見下ろす りくを想像する 想像しながらこの場所が17年と言わず 30年以上このままの状態なのだとベンチの木目の凹凸に触れて…わかっている
まるで「骨」のように 道管が浮き出ている「自然のレリーフ」 美しい。
この公園 しょっちゅう工事をやっていて 新しい建造物が出来たり 池がなくなったりしているけれど せめてあと10数年 このままでいて欲しい
kei