kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「リチウムイオン電池的人生」

S.ジョブズが「賢さ」について述べていた 「学び続けること 様々な体験をすること そしてそれらを『連結させること』」

連結の結果がiphone というわけだ なので この部分だけは自力で何とかしなきゃ…

ただし 「様々な思考や感情の連結」があり 連結そのものが「良いこと」と決めつけられないだろうと思う 私は子どもの頃にはそうでなかったが 今は「高所・閉所恐怖症気味」である どうしてそうなったかはわからない それを「軽度のトラウマ」と言い換えることができるなら トラウマ・PTSDも「連結の産物」であるような気がする

 

「賢さ」とは別の観点で「人の生」について考えると「リチウムイオン電池の特性」が思い浮かぶ。

 

自動車として使用するには 現段階においては「走行距離が短い 充電時間が長い 重い 寿命が短い」等 未完成ではあるものの スマホ等軽い電化品ならマンガン・アルカリ電池より 遥かに軽く出力も高い なので現代は「あらゆるものにリチウムイオン電池」が使われている

ただし この電池には特有の性質がある。

「空っぽにしたり 満充電してしまうと寿命が短くなる」

何故そうなのか 調べりゃわかるが……「人間におおよそ似ている」気がする

「精一杯頑張る」 良い言葉のように聞こえる 過度に体重を増やし 鍛え抜いた相撲力士達の寿命の短さには考えさせられるものがある 精一杯を続けてしまうと早死しやすい?

「空っぽ」ってのも やっぱ生きる上では…というか 「生きてんの?ソレ」という話になりそうなので そうでないのが望ましいのだろう

 

結論的には「人の生もまたリチウムイオン電池のように10%~90%あたりを揺れ動ていた方が長持ちしやすい」ということになりはすまいか… 長持ち以外 万事について言えることかもしれないし。

もちろん 限りなく0%か100%状態に 否応なく または力士のようにふり絞ったり 「虚無状態」になることもあるだろう

それは またジョブズの言葉に還ることと通じる「体験も交え学びや思考の限界値と最低値」が人によって異なるのは 0.01や99.9%を知っている者だからかも知れない

kei