kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「歌」の良さ

兄の縁者とは バンド演奏2人のギターの一方の方の娘さんだった

差し入れて頂いた「揚げ団子」はとても美味しかった。

それと そのバンドでヴォーカルを担当している男性の話が共通の話題として挙がった 若い頃から「上手い」と言われていた人だ

でも私は”落とし穴がある気がする”と彼女に話した

それは〝特に上手い人が落ちやすい落とし穴”だと思う

 

2014年 ディズニー社配給の「アナと雪の女王」の主題歌は2人が歌った

一人は松たか子さん もう一人はMay.Jさん

歌が上手で 声が良いのは後者だが 多くのブーイングを受けた

その理由は「2人要らない」とか「好きじゃない」「声優当人じゃない」といった単純な理由ではない…のではないかと思う

 

まずMay.j


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上手い。でもどこか匂う ご当人の歌の癖か 自己解釈が耳(鼻)につくのだ なのでMay.J当人の歌になってしまい 主人公の雪の女王(観てない)になり切れていない

  …だから歌詞(詩)が胸に刺さってこない

 

次に松たか子の同じ歌


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流石 女優。 主人公の心になり切っている。それは演技の域を超えて響く

 

かように「上手い」ことは逆に「アダ」となってしまうことがあると思われる

 

あ。絵でも同じことが言える 「下手だからこそいい絵」がたくさんある

ルネ・マグリット然り アンリ・ルソー然り…

逆にサルバドール・ダリは上手い分 鼻につく絵がポツポツある

 

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