kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「縦と横の十字」

…といってもある宗教の十字架をイメージしているわけじゃない

読んだ方からコメントを頂き それに応えながら十分に伝えきれていないと思った

 

「縦社会」という「上位下達」の構造がある

インドの階級制度然り 王政然り 今のロシア然り 全て縦社会のトップに君臨するのは「男」

これは実は当たり前の話なのだろうと思う 男が女よりも闘争心が高く支配を好むという チンパンジーやゴリラ等 他の動物にも見られる適性だから(ハダカデバネズミは女王だが)

なので現在の多くの国で「縦社会」が形成されているのは チンパンジーの延長である

ハーレムをつくる習性も持っているようで 大奥的様相は世界では稀ではない

とある途上国では 金銭管理 家の決め事は全て男が行い 昼間からダラダラしても妻は何も言う事が出来ない ヒドイのは広大な土地を持つ大農家「農繁期のみ多数の女と結婚し 多くの女を妊娠させ 農繁期が終われば放逐する」という実話。それも10人程度という話ではない 30人以上と現地の友人から聞いた そうなるとあちらこちらに「母子家庭」が発生するわけで そんな母子家庭が集うコロニーをいくつも見てきた そして栄養不足や感染症を原因として赤子の死亡率は日本の比ではない だから私の店から 我が子を抱いて10km以上も長い道のりを歩いて帰る母子はそのまま「イコン(聖画)」のようにみえた

 

これが男が作り上げた社会である

女は数万年前から 集団で木の実や野菜など「日帰り採集」を行ってきた習慣がある

長い旅をして「肉」を得る 男の旅とは違う

そのためか「横社会」を形成しやすく 赤子の世話なども交代でする これもよく見た

母子家庭同士だからこそ助け合わなければ生きていけない

(まぁ…「ママ友」と呼ばれる一部ではドロドロした縦構造があるのだろうが)

 

これら「縦」「横」社会を考えた時 権力…現代では財力と言っていいだろう

別の力が生じたことになる 力というよりも 財力があればある程 縦ベクトルが強くなる それは女性であっても同様だ 化粧品で大きな富を築いた女性は 整った顔をしているかもしれないが 心は男に近いと察する 

こんなことだから 男に見えるが心は女 女に見えるが心は男 性に嫌気がさしてどっちでもない人が大量発生する

 

少子高齢化対策」? 日本は今頃取り返しようもないバカなことをいっているんだか。

義務教育 大学を無償化したとしても焼け石に水

「縦社会」という構造的な欠陥を何とかしない限り 解決ができない

どんな表を例に挙げてもいいが 結局のところ日本の「縦性」が顕著になるだけ

女性の総理大臣を生み出す土壌が無い。

 

kei