2017年06月03日記事
現在存命中で作品が最も高額で取引されているアーティストはジャスパー・ジョーンズ。
まず作品をみとくんなはれ。
- 仮想の問答をしてみよう -
インタビューアー 「え~と。これは何の絵でしょう?アメリカに見えますけど。」
ジョーンズ 「はい。アメリカです。でも絵じゃないです。」
インタビューアー 「絵じゃない?だって、これあなたが描いたんでしょ?」
ジョーンズ 「はい。まあ・・・でも絵じゃないです。」
インタビューアー 「じゃあ、なんだっていうんです!?」
ジョーンズ 「 地図 ですってば。」
そう、これは絵ではない。地図なのである。
んじゃ次の彼の作品。
これは「的」
的の絵じゃない、的そのもの。ダーツだってできちゃう。
ジャスパー・ジョーンズは平面のものは平面のまま、立体のものは立体でつくる作家なのである。
というか「まんま」つくっちゃう作家。
ネオダダやポップアートの先駆者(調べてちょ)と言われているが、
思考そのものは「バカボンパパ」のそれ。
ついでに「これでいいのだ。」と作品自体が明言している。
かっこいい!
憎たらしいくらいいい作品!
kei