kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「パラダイムシフト」

このポケモンカード 7億3000万で落札したそうな… 

で。どれくらいで取引されているのか調べた

同じカードでも状態によって値段の違いはあるようだ1980000円ってのもある

買い取る者がいる それがそのモノの値段となる

 

Artは本来シャーマンの仕事であったが ポップアートを経て 狩人 すなわち「大衆文化として商業化される」というのが ケレーニィー・ユングらの著した「トリックスター」の未来だったので さして驚きはしない 

真空パックに封じ込められた3枚のカードを 貴重な絵画のように並べ 壁面を飾っているアメリカ人の室内を見て 「これが現代の絵画かも知れない」と思った

 

さてなぁ…どんな絵を描こうか…私は思案に暮れた

 

ただ貧富の差が著しくなり 個人主義が肥大化すると このような現象が起こるのは十分に予想できた フランス王朝後期にもそんな雰囲気が感じ取れる

そして末期には革命が起こる これにはイギリスが関わっているという説もあるが

ともかくも 当時先進の1国で「民主主義革命」が起きたことになる

それと関係しているかしていないか 今のところぼんやりしていてわからないが

パラダイムシフト」があと20年以内に起こるのではないかという気がする

パラダイムシフト」=その時代に当然と考えられていた物の見方や考え方が劇的に変化すること。

なぜだろう うまく言えないが それが世界的に起きる予感がするのだ。

引き金は ITなのか 戦争なのか 思想なのかはわからないけれど…

「末期的」と解釈する人もいるかもしれないが人類の歴史というより「時間が」ニーチェの「永劫回帰」のようにグルグルとただ円を描いているだけなのか それとも果てしない螺旋なのか 運動は止まることは無いと思う 末期となっても 新しいものが現れる

 

7億円のポケモンカードとは…「カネ」の意味そのものに疑問を投げかけている気がする

 

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